街田あんぐる

悟さんから見たくがっちさんの第一印象は最悪だったと思いますが、そこから漫才でも仕事でも精神的に成長していくくがっちさんと、人生に楽しみを見出したような悟さんが、2人で漫才の高みに立…続きを読む

カクヨム攻略法は数多ありますが、初心者のかゆいところに手の届く、基本項目に絞って疑問に答えてくれる解説はなかなかありません。ランキングで伸ばしたいレベルではなく、まず星をひとつ欲し…続きを読む

登場人物それぞれが生き生きと動いており、戦闘シーンの研ぎ澄まされた描写は状況をクリアに、臨場感たっぷりに伝え、素晴らしい活劇でした。 そして元令嬢の澄み切った決意が、物語を貫いて輝…続きを読む

テンポよく読みました。状況の描写が巧みで、その場で何が起きているのかありありと目の前に浮かぶよう！うわ〜絶対怖い、こんなの絶対怖いです。小気味よく種明かしをしてもらえるのでギリギリ…続きを読む

「建築士」というレアジョブを、試行錯誤と柔軟な思考力、そして豊富な知識で使いこなしていく主人公にほれぼれする爽快な作品です！ パーティーのメンバーのキャラもそれぞれ好印象でまさに「…続きを読む

登場キャラクターそれぞれに鮮やかな個性があって、簡潔ながら親切でバランスの取れた文体からしっかり伝わってきます。弾むような文章でキャラクターが実際に動き回って走り回って生き生きとし…続きを読む

流れるような完成された美文で、そのリズムに優しく揺られるように読みました。語彙の一つひとつがきらめいて美しい。けれども華美ではない静謐なきらめきにうっとりとしました。

滑らかな文体は美しい森の光景を描き出すのですが、「美しい場所」の描写はとりわけ丹念で鮮やかで整っており、しみじみと沁み渡る言葉の芸術であるように感じました。

作品の中の空気感が不安、緊迫、そしてスピード感あふれる展開へと、自在にコントロールされた作品だと感じました。

3人組グループだと一人がやりづらくなる、という誰もが感じたことのあるであろう感覚を、鮮やかで秀逸な比喩にして見せ、そこから爽やかな読後感のエンディングへと繋がる物語でした。作者様の…続きを読む

淡々と静謐な文体から、この物語はどちらかというと色のくすんだ世界に見えていました。それが最後、一気に染め上げられ、小説を読んでいながら色彩の渦に圧倒されました。 鮮やかなコントラス…続きを読む

繊細で透明な文体で、高校生ふたりの心もそれと同期するように繊細に揺れていて、でもとても温かいお話でした。

「耳」の話なのだけれど、なんだか色々な話題が出てくる一篇。でもその話題から話題への飛び回り方は軽やかで、読者もそれについていくのが楽しかったです。そしてうっすら透けてくる語り手の性…続きを読む

魔法に理論的・科学的根拠がある世界観が好きなので軽い気持ちで読んだのですが、めちゃくちゃおもしろい！　クスッと笑っちゃいました。 文体がシンプルだからサラッと読めて、でも読み返すと…続きを読む

まず「ガラスが割れた。」で全ての作品を書き出す試みがおもしろく、次の作品へと進むごとに毎回楽しみな気持ちになりました。 ガラスが割れるのはよくない事態の予兆のようですが、物語の結末…続きを読む

文体が自在で、ほんの数段落で魔女の人柄のとりこになってしまいました。 それとともに、戦士の口から語られずとも、彼もまた魔女を魅力的に思っていることが伝わってきて……美しいものを拝読…続きを読む

「電波女」とありますが、そんじょそこらの生やさしい「電波」ではない、最初から最後まで31話、高度を一切下げずにぶっ飛び続けるこのテンションとノリ、最高でした。