参加作品数

29

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企画内容

『杞憂』
無用な心配をすること、通り越し苦労。
その語源は一般常識と言っていいほどに広く知られているはずである。
はるか昔、中国の杞の国の人が地が崩れ、天が落ちるのを心配して心配して、夜も眠れなかった。
そんな無用な心配を『杞憂』と言った。

さぞ不安で仕方がなかったであろう。
何せ、明日自分が消えてしまうのでは無いかという恐怖と共に日々を過ごしたのだから。

さて、現代を生きる私たちは杞憂を杞憂だと笑い飛ばすことができるだろうか。
同じ気持ちを胸に持つのは何人だろうか。
日々変化する情勢。
訴える少女。
異国の僕たちには、決して届かないフィルターを通していない声。
賞味期限が切れてない生の声。

僕たちは核という兵器を核をもって均衡を生み出してなんとか生かされている。

古代人は天地がひっくり返るなんて、『有り得ない』と考えた。
うん、実際に有り得なかった。



現代はどうだろうか。




そんなことを考えて1kの部屋に一人。
177円のカップラーメンがおいしい。


ふと、僕たちを最後の最後に救うのはこんな何の変哲もない日常なのかな。
そう思って、僕は箸を置いてスマホを手に取ってみた。



条件・特になし。自分自身が「日常」だと思うものを題材にしているもの。
初心者でもノリに乗ってる人も誰でも気軽にどうぞ。

※興味深い作品があれば私のくそざこTwitterでご紹介させていただくかも知れません(するとは言ってない)
ご了承ください。
https://mobile.twitter.com/enishi_natsuse

参加方法

参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「最後に僕たちを救うのは「普通」なのかもしれない」を選択してください。

運営より

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