作者が自分と異なる他者に向ける視線はとても親切で、またそれが感じられる筆致だと思います。作品紹介に「BLMを念頭に……」と表記されているのに対し、個人的経験と関連付けるのは浅薄で失礼に当たるかもしれませんが、レビュー者も幼い頃外国人として外国人との関わり方に直面した思い出を振り返り、個人的にこの作品に深く共感しました。
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