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独り言 8/31

くっそ暑い季節が終わりを迎えようとしてます。
正直信じられませんね、あんなこの世の終わりかと思うくらいの灼熱も終わるんですって。
僕は訳あって今月は毎日自転車こいでたこともあり、日焼けしてしまいました。
痛いです。ひりひりします。

この独り言いっつも季節の話から入るんだね。

冬は極寒、夏は灼熱のこの国。
果たして100年後くらいはどうなってしまっているんだろう。
気候変動がじわじわと実感となって迫り始めた気がしてきて、みんな不安がってるこの世の中で、将来は安泰だなんて言葉は軽く言えたものではないのかもしれない。

今ちびっこの諸君はそこまで感じないかもしれないけど、もうあと77年もすればそこはもう2100年という事実から抱かせられるイメージが未来すぎてもはや楽しみだなんて楽観的な将来観測は出来そうにない。
というより、今2023年を生きてる皆さんにアンケートでも取ってみたらきっとそこには悲観的な意見がひしめくのだろう。
それは普通であり、恐らく僕もそのような感じのことを答える。

18の僕は来年死んで、19の僕になる。

2023年も2024年になる。
僕らは多分こんな漠然とした感覚のまま年を越して、またひとつ出来ないことが増えて、またひとつ夢が減って、終わっていくんだろう。

そう考えると僕の祖父が昔の話ばかりする気持ちもわかる気がした。
だって容易に想像できる。

数十年後、シワが増えて、友達も減って、目を薄く開いて大きな椅子に腰をかけた僕の目の前で、
2023年を知らない少年が目を輝かせて、

『おじいちゃんが子供の頃ってどんなだったの?』って

それは色々聞いてもないことまで話したくなる。
でもその時僕はなんて言うんだろう。
何が言えるんだろう。
十中八九2023年なんてピンポイントで聞かれないだろうが、

『結局何が言いたいのか分からない、10代特有の謎ポエム書いてたよ』

なんて返さねばならないような未来が来ないことを切に願っている。

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