あけましておめでとうございます。
1000文字以下ショートショート大会を開催します。
参加していただいた作品から、優勝、準優勝を選ばさせていただきます。あくまで僕の評価です。また、次のような点を特に評価します。
1.皮肉、風刺がきいたオチ
2.飾らない文体
3.オリジナリティ
たくさんの方に参加していただき、面白いショートショート作品が読みたいと考えています。よろしくお願いします!
今回もたくさんの方に参加していただき、多くのショートショートに触れるいい機会となりました。もちろん優勝、準優勝以外にも多く良作と出会えました。このような企画から、ショートショートの作品が活発に執筆されればとても嬉しいです。では、優勝、準優勝を発表します。
準優勝 『僕は今日も扉を開ける』 愛沢あそび 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888091595/episodes/1177354054888091599
工夫が施されたオチは全く予想できませんでした。物語は主人公が『夜の扉』に出会う場面から始まります。『夜の扉』というSF臭満載な言葉から、現実離れした星新一のような世界観が展開されていくのかと思ったら、読者の予想を巧妙にかいくぐって用意されたオチは、超現実的です。一読して、「そういうことか!」と予想外のオチを読み、きっと満足できるはずです。実際、オチに皮肉はありませんが、予想外のオチは皮肉たっぷりに感じてしまいます。文体に複雑さはなく、読みやすかったです。オリジナリティ溢れるショートショートでした。
愛沢あそび様の『僕は今日も扉を開ける』に、『1000文字以下ショートショート大会』の準優勝を捧げます。おめでとうございます!🎊
優勝 『最後の五分間』 油布 浩明 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886452443/episodes/1177354054886452483
とても素晴らしいショートショートでした。冒頭、唐突に『あと五分。』という印象的な一文で始まる物語は、状況が掴めないまま進んでいきます。誰が、どこで、何をしているのかわからないまま進んでいく中で、なぜか物語に引き込まれてしまいます。そして、オチで「そういうことだったのか」とスッキリすることができるはずです。飾らない文体はすらすらと読み進めることができます。オリジナリティ抜群というわけではないですが、工夫が施された良作と言い切れます。最後の一行、主人公の一言は皮肉が効いていて、物語を綺麗に締めていました。この作品を読み、ショートショートにとって最後の一文は完成度を高める重要な要素だということを再認識しました。
油布浩明様の『最後の五分間』に、『1000文字以下ショートショート大会』の優勝を捧げます。おめでとうございます!🎊
参加していただいた方、ありがとうございました!
これからもショートショートを書き続けてください!
参加する小説の設定画面で、自主企画欄にある「1000文字以下ショートショート大会」を選択してください。
このイベントの参加受付は終了しました。ありがとうございました。
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