3人の宇宙人

作者 リエミ

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★★★ Excellent!!!


 地球に来訪した宇宙人をもてなす、というショートストーリー。しかし、そのコミカルな文章に反して内容は悲劇になっている。
 が、そこを悲観的にさせないところが巧みと言って良い部分かと思います。

 謂わばブラック・ユーモアであり、それはリアルに於ける未知との友好の難しさを皮肉ったものでもあると感じました。

 ショートストーリーの中でも秀逸であると思います。

★★★ Excellent!!!

宇宙人と地球人での文化の違いをユーモラスに表現しています。
そしてここで描かれていることは地球人同士でも通じるものがあるのではないかと思いました。

地球人のもてなしを受けた宇宙人は地球人のことを劣った文明とみなすのではないでしょうか。
さながら昔、先進国がアボリジニなどを未開文明と評したように。

相互理解の重要さを表す素晴らしい小説だと思います。

★★★ Excellent!!!

登場する宇宙人がされていることがマッサージやお灸ということもあって、私は認知症の方と現代の世界との齟齬という解釈に至りました。
ただ相手を知ることが時に恐ろしく困難で、知らぬうちに傷つけてしまうことがあるということに、私もアンテナを張れたらなと思いました。

★★★ Excellent!!!

地球人の「常識」が宇宙人にとっての「非常識」である。つまり、私の「常識」は貴方にとっての「非常識」である。その人間関係における〈本質〉の一部を、SFのころもを被せてユーモアをまぶして楽しませてくれる。さて、中を貫く串は何か?そこを、そーっと用意している著者に脱帽です!