このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(123文字)
褒めるほどでもない良い話です。褒め言葉です。人間の持つルッキズム的な感性に切り込むでもなく、深堀りするでもなく、やわらかく書かれています。なので褒めるほどでもないのですがだからこそこの話は良いのだと思います。誰が読んでも拒絶することはないです。だからと言って何か教訓を得ることもないです。でも読んで楽しかったです。このスタイル私には書けないですし好きです。晩御飯何がいいかなって聞かれたらこの話をおすすめすると解決しそう。または海の音を聞いてるような感覚になる話です。
適当すぎな神様が出てくる作品です。こういう神様も愛嬌があって良いと思いました。
なるほどと思わされる説で面白かったです。人間の芸術性は神からの恩寵なのかもしれません。
神様が作ったDNAコードというものがある。ゆえに神の存在は否定できない。「顔」の形も文化人類学的にそうだ。だから的を得てる。