「KAC20247 人生」を含む小説

　老人が縁側に腰掛けて、人生を振り返る。 　振り返ると気づく。自分の人生の大部分が、いつも隣りにいたその人に彩られていたことに。

「果たしてキミの人生の色は、どんなものになるだろうか」

　俺こと光太（こうた）には。色覚がない。 　目の網膜の色覚を司る錐体細胞の３種が機能してなく、明暗を司る桿体細胞しか機能してないからだ。 　単語にすれば桿体１色覚。 　 　色のな…

お題「色」への応募短編です。

　高校生である、足立翔は人よりも優れているものを自分は持っていると思っていた。 　それは、ダンス。 　だが、世間の流行とは違うジャンルのダンスをしていた翔は、色んな表現をし…

KAC参加作品。お題は『色』 【あらすじ】 出会いは１枚の絵画。 魔法研究棟への渡り廊下で見たひたすらに青を塗りたくった絵。 ソウ＝ハヤカワはその絵に惹きつけられ、そして、それ…

　かつて、世界は魔王が支配していた。 　神は人類存亡の危機を憐れみ、異世界からの転生者を招き、転生者は仲間と共に魔王を討伐した。 　が、今度はその転生者と仲間達が世界を支配した…

俺の描いた絵は周りから「気味が悪い」と言われてきた。もう俺の人生も潮時か、そう思った時、1人の少年が俺の絵を見始めた。

私は林の中を歩いていて、焚火をしている老人と出会った。老人が言った。「焚火の炎の色は人生を表しているんだよ」　私は炎を見つめた・・・

https://kakuyomu.jp/my/works/16818023213024983018 日本橋オタロード買い物帰りのオタ主人公に聴こえた少女の叫びは南海線狭間の裏寂…

唐突に娘が家を訪れると、今まで言えなかった不満を口にする。 それを機にワシは決意した。これからの思い出は色鮮やかにすると。

古里高陽（ふるざとこうよう）は大学二年生。 アンティークショップ“杏野屋”でバイトをしているが、店主の杏野スズが引き取ってくるのは変な骨董品ばかりで、今日もまた不気味ないろはカル…

私には、人の色が見える。 その人が、今、どんな状態なのか、どんな感情を抱えているのかが、ぼんやりとわかる。 だからといって、何になるわけでもない。 それだけのことだと思っている。

日課の三題噺練習とKACをかけ合わせた結果、変な話になった第二弾です。 KAC20247「色」です。 目指せKAC完走！

とある三下ヤクザの独白です。 ※KAC20247、お題「色」の参加作品です

茶化しているようで、真剣に。パロディにならないように、大胆に展開しました。 よく知らないふたりのことですが、お題を見た時に、世界観の外枠が出来ました。

登場人物は基本的に自分です

僕の魂はあの世で神さまと次の人生の計画を立てていた。 みんなは次はどんな人生にしたい？ あの世ではみんなそれぞれ違った色をまとっていたよ。世界中の人の色が重ね合わさったら……

人生は、様々な色に彩られながら過ぎ去っていきます。 貴方の人生はどんな色に彩られていますか？