「骨董店」を含む小説

香鳴裕人様の同題異話企画に、"ほぼ"毎月参加した作品です。 どうしても長くなりすぎてしまうと思ったので、追加の第１３・１４話を書いて完結しました。 ４月～１２月は、独立した話な…

荒ぶる物品との縁繋ぎ、果てさて今日の「お客さま」は……？ 店主が出てきてドカンと暴れる、 妖怪と付喪神たちの愉快痛快混沌営業活劇奇譚。

都会の街中に、ひっそりと存在している小さなお店。 一見すると普通の骨董店。だけど、そこには一つの噂が流れている。どんな願いでもかなえてくれるのだと。 親友が余命一年の病気にかかっ…

　殺された姉に会いたい。そんな思いで「かぐら骨董店」に訪れた香川洋子は断られてしまう。その夜、姉に渡すためにもっていた熊のぬいぐるみが動き出した。助けに入った刑事・芦屋尚孝とと…

高校時代、夏の思い出として皆んな集まってワイワイやった。20年後にその時のメッセージが届くことに……

　 九州から上京してきた大学生有川朝矢のもうひとつの顔は弓を用いて「鬼」や「アヤカシ」と対峙する祓い屋。窓口である「かぐら骨董店」へ届けられた依頼を受けて都内にある高…

不思議な「世界樹の街」に暮らす有翼人の配達員オルト、ぐうたらエルフの骨董店主ユージーン、そして骨董店の看板娘リリル･マリルが織り成す穏やかな（？）日々を綴る「垂れ耳エルフと世界樹…

｢だから私の夢は侘助堂の４代目。 そこでの私はたいした野心も大それた野望も持ち合わせてはいない。 古い物と語り合いその歴史を見つめ纏わる人々と想いを語る。 夢って何かを何かを…

　都内不動産会社に勤める田村優里子の失踪事件を発端に、15人の女性が突然姿を消した連続失踪事件。 　一連の事件の真相を暴こうとする二人の刑事、浜谷と加賀知。そして、全ての元凶であ…

田舎の山奥にあるその骨董店のような場所。 一人コーヒーを入れるその青年はなぜそこにいるのか。 カラン。 今日も客が迷い込む。 「あなたは誰の記憶が欲しいですか？」

　骨董店――《伽藍堂》を営む伯父の佐伯宿禰と、語り部であり甥の佐伯悠の2人は、普通の人には見れず、感じる事の出来ない、《ナニカ》を認識出来る、一風変わった感性の持ち主。 　そんな…

　様々な世界が繋がる不思議な《世界樹の街》、その最奥の街である十二番街の《黄昏通り》三番地に佇む『ユージーン骨董店』は、いつも開店休業中。 　店主の『ぐうたらエルフ』ユージーンに…

ひなびた海岸線にある小さな骨董店『浪漫屋骨董店』 このお店には、守らなくちゃいけない約束がある。 ひとつ、箱の中身に決して触れないこと。 ひとつ、箱の中身について、決して他人に…

骨董店の怠惰な店主＆苦労性な郵便配達員の日常と、移り変わる季節を描いた掌編集。 （コピー本「垂れ耳エルフと世界樹の街」収録）

そのお店は『骨董店』と言う名前の通り、見た目は、時代劇のドラマや映画のセットで見るような純和風。 しかし、その『骨董店』は不思議な事にいつも突然現る――。 しかも、売ってい…

柘榴堂はアンティーク・ショップ。売られているのは、ちょっと変わった、客をえらぶおしゃべりな骨董品たち。主人はブロンドの髪をした女性。そして、従業員は彼女を「お嬢様」と呼ぶ男だけ。…

夜行堂という骨董店を軸に描かれる、群像劇。

考古学者を目指す高校生、響木千夜(ひびきせんや)はバイト先の骨董店でいわく付きの魔法のランプを譲りうける。ランプをこすると精霊の美少女セラが現れ、「世界の境界を超えるランプの持ち…