「騙り」を含む小説

　深夜の公園で出会った、僕と彼女。すれ違いながらも徐々に打ち解け仲を深めていく、その過程を描いたお話です。 　お前、これジャンル詐欺やないか、というお怒りの声を頂く様な気もしま…

【御報告】書籍化が決定しました。沢山の応援ありがとうございます。 角川ホラー文庫さんから2024年11月25日発売です。よろしくお願いします。 ※完結しました。またいつかハガシ…

相生が毒を吐きます。あまりこういうのが好きじゃない方は、スルーして下さいね。 あと、語りではなく、騙りなので。 だまされないようにご注意を。 ただし、読んだら意外と面白いらしい…

二十四歳フリーターの十川廉次が天寿を全うした祖母が残したノートに従うと、いつの間にか戦国の世にタイムトラベル！？ 現代と戦国時代を行き来できる儀式を手に入れた廉次が狙うは一攫千金…

――そなたの真実の母である《死の女神エリーゼ》のようになるがよい―― 　皇帝陛下はそう言って、寵姫エリスを故国へ帰す。 　帝都留学から１０年ぶりに帰国した彼女は、かつての教師で…

人攫いの横行する街で、勇気ある少年少女は自警団を組織し、悪者たちに立ち向かっていた。 セドリック・ジョルダンは彼らを見守りつつちょっかいを出していたが、本物の誘拐事件に自らも巻き…

嘘つきが捕まった

小学生の不知火ハルカとその親戚の御坊田育人の二人を中心に、言葉で遊ぶ、言葉を語る、騙りのカタログ。そんな事共にまつわる短めの話を並べてみます。

　日本橋界隈に辻斬りが横行した。被害者は亡き藤五郎と縁の者たちだ。日本橋の香具師の縄張りは、吉次郎一家の残党、福助一味が握っている。 　葉月（八月）。五人目の被害者がでた後、三人…

僕の私の俺の怪談は勿論フィクションです。

ちいさな王国での出来事。 騙りか語りか 悪いのは誰か 傷付いたのは 疲れたのは、 一体だれなのか。 『それ』は何なのか。 考えるのは、あなたの役目。 私の役目は――

「あの子が笑っている。こちらを見ている」 はじまりはありきたりな作り話からだった。 ひとの口からひとの口へ、「あの子」は在り方を歪に歪めながらどんどんと伝播していく。

異世界テンプレにツッコミと、救済策を漫然と騙ります（←誤字にあらず

【2023年7月25日（火）MF文庫Jより発売！】 常世とこの世が完全に繋がって十年――。 幽霊も妖怪も幻獣も精霊も、あらゆる怪異は人間の隣人と化した。 人の世は姿をがらりと変…

とある田舎町で起きる怪事件。 その原因は、怪異の仕業や異能者によるものばかり。 警察にも探偵にも対処できない奇怪なできごとを『嘘』で解決する者たちがいた。 彼らの名は――騙り部。…

　魔王が居なくなって日本中に魔物があふれる時代。魔物討伐を専門にする人たちは騙り詐欺衆と呼ばれた。討伐数をこなせば言葉を喋る野生動物の扱いをされるというもの。 　魔王討伐の為に勇…

【第８回 角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉＆〈読者賞〉ダブル受賞作！】 時は５代将軍・徳川綱吉公亡きあとの江戸時代。 男勝りで正義感あふれる武家の女・菊乃（きくの） は、病…

＊賢いヒロインコンテストで中間選考に残った作品です。 元医療従事者によるちょっぴりリアルな異世界転移ラブコメディ💓 唱える呪文はデタラメ、杖は注射器、聖水ならぬ聖薬で無垢な人々…

――港町エヴァンスには、二十日前からヴァンパイアが住み着いた。今では五人と三匹が襲撃に遭ってしまっている。 　独学で非正規のヴァンパイアハンターを騙り事件の解決に励もうとする復讐…

些細な命令違反により、銀河共和国宇宙軍を追放処分になった宇宙軍兵士、ティグル・ナーデ准尉。 ただ、部下を庇っただけだった。それが罪ならば受け入れよう。そう思っていたティグルだっ…