現代⇔戦国時代で程々に金のやり取りをしながら、ゆっくり戦国街づくり。政治には関わりすぎず程よい塩梅でスパイスになっている。心地好く読める作品。文庫だったら金出して買ってる。適度な金稼ぎと物事の進捗速度で、過剰なストレスや度の過ぎたインフレがない。主人公も人情味があり、優しいが損得勘定が現実的であり、物語を動かすための性格破綻者もいない。ご都合主義はあるが、物語の停滞やストレスを減らすためにあり、さらっと流されるため気にならない。そうそう、こういうのでいいんだよって小説。続きはよ。