「食い尽くし」を含む小説

市松花木都(イチマツカキツ)は食い尽くし系女である。 大皿にある料理は一人で食べてしまうし、一緒に食事する相手の皿からは奪ってしまう。 だから、飲み屋やランチなど人と食事が一切で…

お嬢様の背に伸びる緑の茎。それは陽の光を浴びることで成長し、やがてお嬢様の命を食い尽くして、それは美しい花を咲かせるという。

　地底人のスイは、一度も空を見たことがない。 　大昔、突然変異により現れた「新人種」によって絶滅寸前に追いやられて以降、スイの祖先「旧人種」は地の底に身を隠してきた。 　思うよう…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16818093080702863433 　もとは「お腹…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部　一首に応募。 好きって気持ちはあっという間にに食い尽くしちゃうけれど 隙を見せられるくらい 自分達の色を重ね塗りしたら、さ。 ちょっ…

登校中、異世界に迷い込んでしまったJK。 甘味風子(アマミ　フウコ)はユニークスキル【マジック・イーター】で食べた魔法の美味しさに感動し、魔法食の旅に出る。

※あらすじは結末まで書かれております。純粋に作品を楽しみたい方は本文よりお楽しみください。 　陸玖は激務により過労で倒れると、尋常ではない苦しみを経て、意識を手放す。 　次に気…

友人の夫が、いわゆる「食い尽くし系」なのだという。大盛りの食事だけでは満足できず、ひとの食事に手を出したり、冷蔵庫をあさって空っぽにしたり、子供のおやつすら取り上げて食べてしまう…

結婚10年目を迎えた男。同僚を居酒屋に誘い、妻のことで悩んでいると相談する。 ある日、妻が連れて来た女性が、男に向かって「餓鬼がとり憑いている」といったのだ。 妻はそれ以来、毎朝…

「ゲームだと思って遊んでいたらリアルな異世界だった（人によってはSAN値チェック案件）」×「現実世界にダンジョンがこんにちは！」な、よくあるはなし。 　 　 ※ゲームの周年イベン…

植物に覆われ、夜の光を失くした日本。地上を食い尽くした植物の時代はついには終わりを迎えるが、人々は自然の蔓延るなかで光のない夜を耐えていた。 生存競争を越えて生き残った”シダレ…

「私」アンナは八つ上の姉、アイリーン（過食症で膨れるのみ）にメイド以下の格好をさせられ使用人の様にこきつかわれていた。 そこに十歳上の兄マイクと、その友人リチャードが助けにくる。…

　あらすじ（現在連載分） 　ヒトという存在の仇敵。神話の生物、無窮の怪物──竜と呼ばれる存在が、ついに人類をその文明ごと食い尽くしてから、数百年。 　唯一生き残った、魔法使い…

　もとはわずか4600字程度の「私が泣いた理由」という、とある短編のコンテスト応募作です☆ 　題名は似ておりますが、誰もが感動するあの絵本の超傑作とはまったくの別物であるので要…

昨年、『国連気候行動サミット』で、１６歳のグレタ・トゥーンペリ*は並み居る世界の首脳たちに向かって、「貴方がたが話せるのは、お金のことや、永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり」…

地球からの移民者が星を食い尽くし始めて数年。世界にはクスリが蔓延。 クスリによって変化してしまった人ならざる人を狩るのは自衛団の役目。 白虎はそんな自衛団の一員だった。

中学に上がってすぐ、怪異の化け物で両親を亡くした主人公、巫 蓮 (かんなぎ れん)ーー 無我夢中で化け物に抵抗する中で目覚めた力、悪食ーー 叔母の元を離れた蓮はあらゆる怪異と…

人類は魚介類によって滅ぼされる運命だった。 これを回避すべく生み出されたタイムリーパーは過去にさかのぼって歴史改変に挑む。 魚介類をもっと美味く食べられる調味料を、料理法を編み出…

砂に埋葬されつつある、夜の廃墟街。 首都公安警察のアルマンとレオンは、 『ヴァニッシャー(消え失せる者)』と呼ばれる殺人鬼を討伐すべく 部隊を率いて一大作戦を決行した。 「銀の銃…