「記念写真」を含む小説

わらわがお内裏さまと家来達と共に桜井写真館に来たのは、昭和２５年のこと。娘の準子のために父が買うてきたのだ。 自作『ひな祭りは記念写真で』の後日譚となります。 https://…

　昭和５８年３月３日。ひな壇の前で記念写真を撮った留実子と唯子は、昭和３３年３月３日にタイムトラベルしてしまう。「元の時代に戻るためには、２時間以内に『桜井写真館』で写真を撮るよ…

柴田　恭太朗様ご主催の自主企画【三題噺 #100】「宝」「話」「記念」参加作品。 ある夜、町はずれの小さな写真館に、記念写真を撮って欲しいというお客さんがやってきました。

過去の裏切り 「一人だけ横向く 記念写真だね」 過去の美しい思い出の中に、遥が一歩踏み外した、顔を向けられない過去があることを示唆する。 過去と現状の後悔

エスパー、唯野イチローは、暇つぶしに瞬間移動を使って女子高生たちを驚かせる。 お人好しの彼は、楽しませてくれたお礼に、彼女たちへ可愛いぬいぐるみをプレゼント。 この噂は瞬く間にS…

《この作品は自主企画「第1回山羊座賞」への参加作品です。テーマは「ひとり」です。》 リュックサックひとつで家を出た高校生の「私」は、名前も知らない海の町へ辿り着く。色あせた民宿、…

盗まれた記念写真、嘘をつく練習、そして曖昧な時間。 すれ違いと本音が交錯する朝と夜の間の物語。 心の奥にしまった気持ちが、思わぬ形であらわれる。

大学生・四ツ角志澄（よつかどしすみ）は、とある理由からずっと、髪を伸ばし続けている。ある日大学構内で声をかけられ、一つ上の先輩でホラー研究部の部長・木島径（このしまこみち）と『友…

昭和31年、春。檜家の騒動の後、檜惣時郎と二十七代現一狼、それに、惣時郎の親友、葭原水貴は、伊勢参りに出かけていた。水貴は貴重なカラーフィルムに、これだという一瞬を留めようとする…

娘、美穂の音楽の才能が開花していきます。 （続3）淡い恋心・・・信子そして美穂 今年の夏休みは私の会社が契約している森の中にあるログハウスに行くことになった。ここは以前…

あらすじ【一部始終　ネタバレを含みます】 Ｂ町高校天文部部長、佐原莉子が死んだ。 病名不詳のまま病死と診断された事に疑問を持った天文部の鈴前七楓は、顧問と部員と共に佐原家を訪れる…

父親の葬儀が終わり、子供たちが父親の遺品整理をするが、その中のアルバムには、大切な何かが残っていた

ノベルアッププラスの企画モノで描いた作品になります。「春」をテーマにした５つのお題が出題され、それぞれに関する小説を描くというものでした。全て１０００文字のエッセイになります。 …

　1999年。ノストラダムスの大予言では、世界は滅亡したということになっているし、事実、ある意味滅亡したのだ。 　とはいえ、私たち人間は滅んでいないし、地球は今日も平和に回り続け…

N市立K中学校出身の小島は家の片付けをしていると一枚の写真を見つける。 十五年前のコンクール終わりの集合記念写真。吹奏楽部ではなく吹奏学部と縁取られた写真に思わず苦笑してしまった…

素敵な記念写真が撮れるカメラ。 おや？　あなたも使いたいのですか？

前作「嘘つきたちの春一番」 https://kakuyomu.jp/works/16818093074542490731 写真フォルダにこっそりしまった秘密の記念写真。 自分だ…

夢の中で、これは夢だと気づいた。 初めてみる明晰夢は、結婚式場だった。だがこの会場は何かがおかしい。 招待客が全員、白い衣装を着ている。ウェディングムービーが全て心霊写真。親族…

※　児童小説ということで、６月６日付でルビを追加。 　　誤字修正しております。 つくもせんぺいです。 出会っていただきありがとうございます！ こちらは短編児童小説コンテスト「異…