「薬売り」を含む小説

【カドカワＢＯＯＫＳ様より書籍発売中！２巻は９／１０発売決定（イラスト：ＣＯＭＴＡ様）コミックス１巻発売中！（作画：赤樫先生）】 捨て子だったクナは、義理の兄と共に最果てと…

　薬屋りんシリーズのこぼれ話です。暴力残酷性描写一切なし。安心安全、箸休め回です……「ホラー」枠なのに……。 【薬売り・りん】……シリーズ通して登場する主人公(？)です。あちこ…

　薬屋りんの話、一話目です。 　中ノ村の長、次丸の許を訪れた旅の薬屋、りん。りんは次丸に、間もなく行われる収穫祭で商いをしたいと申し入れるのだが……。 　ファンタジーの心算で…

　薬屋りん、二話目です。彼はまだ落とし物を探しているのか、あちこちをうろついているようです。 　お楽しみいただければ幸いです。

　――国家規模の権力の前には個人の才能や個性・境遇はただ圧し潰されるだけなのか！？ 　否、否、否！ 〝聖戦カタストロフィ〟でエペランシアを滅ぼしたはずのファモリア帝国で、今確かに…

魔物の潜む森で出会った、剣士と怪しい旅の薬売り少女の話。 ※全四話の予定です。 ※香鳴裕人　様　主催『同題異話SR』の企画参加作品です。 この場を借りて、香鳴　様に感謝を。と…

　薬屋りんの三話目です。 　お楽しみいただければ幸いです。

　薬屋りんの物語です。 　りんに、己をやとってくれと交渉をする盲目の娘、あきむし。彼女の目的はなんなのでしょう。

勇者が魔王を倒し、平和が訪れた世界で冒険者たちが職にあぶれる中、魔法薬師のルエリアは冒険者の間で好評を博していた【睡眠導入剤】を街の人たちに売って、王都でそこそこ順調に暮らしてい…

（旧題　メス堕ち若君は堅物狼の×××が欲しくてたまらない） 人間と、獣の形質を色濃く残す獣人、爪牙（そうが）族。朝廷は東西に分断し、戦と平穏を幾度も繰り返している。 先の戦で若…

四国の田舎にも人の出入りはあった。中でも三番叟まわしは徳島生まれの伝統芸能だった。ただ、人形を怖がる子供もいた。また、ほかの地域同様、薬売りもやってきた。いろいろな薬が薬箱に入っ…

父の代から続いた長く厳しい浪人生活の果て、山奥の小藩へ仕官し、寺社奉行届所書役というおよそ己にそぐわぬ役目を務める高部次郎杢内はある日、かつての浪人仲間であった池田源兵衛秀勝が亡…

【薬売り“黒衣 漆黒”による現代ファンタジー】 　黒い布マスクに黒いスーツ姿の彼“薬売り”が紹介する奇妙な薬たち…。 　一話完結型を基本スタイルにして、薬売りとの交流を“あらゆる…

クラゲの魔女が現れるのは決まって雨の日。 不思議な薬を携えて、色々な街をわたり歩く。 しゃっくりを止める薬、、猫の言葉がわかる薬食べ物が甘く感じる薬、――でもこれらはクラゲの魔女…

薬売りの少年・一橋葉牙助（いちはしはがすけ）は、兄・十護郎（じゅうごろう）の作った薬を売りに江戸周辺の里を行脚（あんぎゃ）していた。 帰り道に「影虎（かげとら）」という名前の辻斬…

　沖野銀子は江ノ島の老舗、龍神庵の娘である。龍神庵は人の薬だけでなく神さまの薬・霊薬を商うことで名高い霊薬局である。両親は三年前に他界した。 　銀子は、兄・白金、姉・金子と暮らし…

オレは源。十二歳だ。この春、旅好きの兄と男二人旅をはじめた。 オレにとって初めての薬売りの仕事だ！ でも山登りが、意外ときつい。 くじけるな、オレ！

旅の薬売り凛麗（りんれい）。 彼女は空腹で行き倒れていたところを、近くの砦の見回りの兵士に拾われた。 拾われた先は粗末な砦。その砦はもうすぐ「黒狼賊」という盗賊集団の襲撃を受ける…

　戦国の世に、顔に黒い面頬をつけた不思議な薬売りがいた。様々な人たちが彼と出会い、面妖な薬を手にしていく。 　一話完結型を基本として、とても読みやすく、どこから読んでもお楽しみい…

ある夜、俺は人を斬った。 愛しい許婚からの手紙にそうしてほしいと書いてあったからだ。 そして一月後、俺は報告を書いた手紙を届けてもらうため、薬売りのお夏の来訪を待っていた。