概要
通りすがりの、旅の薬売りでございます
薬屋りんシリーズのこぼれ話です。暴力残酷性描写一切なし。安心安全、箸休め回です……「ホラー」枠なのに……。
【薬売り・りん】……シリーズ通して登場する主人公(?)です。あちこちをめぐり不可思議な生き物を集めている、不思議な旅の薬売りです。
お楽しみいただければ幸いです。
【薬売り・りん】……シリーズ通して登場する主人公(?)です。あちこちをめぐり不可思議な生き物を集めている、不思議な旅の薬売りです。
お楽しみいただければ幸いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!マレビトが来たりて、しかし穏やかなり
昔は生まれ故郷を離れるものは稀でした。ネットやテレビや出版など居ながらにして遠方を知る方法もありませんでした。故に身の回りにない物事を知る機会はほぼありませんでした。
そんな世で旅人はマレビトと呼ばれました。そこには「稀人」や「賓」の字も当てられ、旅をできるというのは位が高いお人だという認識も共有されていました。
本作の主人公「りん」は旅をしつつも、しがない薬売り、そう本人は申しますが、シリーズをお読みの皆様なら真に賓であることはご存じの通り。位は低そうですが……いやいや、分からぬ事は申しません。
そのような身分を隠した者が漁村に入って何が起きるかというと、凪いだ海のように穏やかなので…続きを読む - ★★★ Excellent!!!旅情あふれる、ある不思議な薬売りの物語
全体として旅情にあふれ、ゆったりとした時間を味わわせてくれます。
旅する薬売りの「クスノキのりん」。りんは漁師の平浪たちと知り合い、薬売りとしての知識で彼らと交流することとなる。
不思議な体質を持つりんは、平浪の飼い猫の「斑」とも会話することができ、傷を癒してやることも。
その途中で、りんは旅の目的ともなっている「あるもの」を手に入れることに。
幻想味溢れる、とても素敵な作品です。
旅の薬売りと、一人の漁師の男とその飼い猫。その心の交流を描きつつ、この世界に存在する「特殊な生き物」にまつわる物語が展開します。
妖怪めいた生き物の存在するような和風なファンタジックな世界…続きを読む