「玻璃」を含む小説

一種の意識実験であり、人がこことは違うどこか別の状態に移行する事を思って書きました。 あなたの人生に何らかの変成を起こせたら幸いです。

春街睡蓮に、一通の手紙が届く。 「ジャスミンの紅茶の香水です」 とても不審な手紙。 睡蓮はすぐに、それを捨ててしまったが――。 高校の入学式、夜桜をいう同級生に、声をかけら…

　裁判官を目指していた玻璃鏡子は「余の妻になれ」といきなり男に迫られる。よくよく話を聞いてみるとこの男は閻魔大王。そして鏡子のいた場所は地獄だった。 　閻魔大王は最近の人間が罪を…

エデンズフォーム・ディザスターズ―――プレイヤーの理想が形を成す、至高のデジタルカードゲーム。 かつてプロのエデンズブリンガーを目指した鍵玻璃は、憧れていたアイドルブリンガーの…

「牢獄と、私。囚われるならどちらがよいですか？」 「あなたは私の玻璃の花。もう、離さない」 「誰にも触れさせたくない。 私とあなただけの世界に、閉鎖（とざ）して隔離（かく）し…

初めてのチャレンジです。 とっても楽しかったです。 「夏と恋」をテーマにしました。 言葉が複数意味があるのが好きで、花言葉とか石言葉とかにも意味を持たせてます。 蒼玉　　サファ…

「あなたの罪、ここで裁きましょう」 この世に未練を残し、死霊としてこの世に留まる魂達。 そんな彼らを使役しながら、罪から逃れたひとでなしの悪人達を裁く処刑人の青年がいる。 彼の…

無数の世界が隣接し合う超パンゲア幻界群。そのうちの玻璃空界群＜絡繰と魔導の世＞の一国、カーライ国軍魔導兵団所属の魔導兵であったクルス・深浪《ミナミ》は、死後、超パンゲア幻界群の外…

（はりといろ） 玻璃に色を写し、その色で言葉以上のものを伝えあうロトビ村に住むことになった、わたしの物語。

西方の遥か彼方を目指す少女僧、三蔵法師・眞魚。 彼女に付き従うは三体の人外、人狼・夜光桃、人造人間・玻璃檸檬、そして―― 1000年を生きる大吸血鬼(自称)、斉天大聖・瑠璃林檎！

高校生・玉梓ふみは、玻璃野という男子に恋をした。理由は単純だった。彼の優しさに彼女は惚れたのだった。だがふみと玻璃野は、全く似つかないふたり。恋が叶うはずもなく──。 第10…

時は大正時代。 人ならざるものが視える子爵家の長女・華乃子は、その視える『目』により幼い頃から家族や級友たちに忌み嫌われてきた 実家から追い出され、出版社に勤めていた華乃子は、雪…

【あらすじ】 ～第1章　星籠～ いつか、地上に棲めなくなった人々は《方舟》をつくり、空へと逃れた。 《かみさま》の影に怯えながら、雲に隠れて、人々は生きている。 そんな世界に或る…

ショーウインドウに飾られた　彼らだって、夢を見る。 いつか、ガラスの向こう側へ　連れ出され、誰かの元へ　行く夢を。 これは、そんな彼らの　つぶやき。

　魔法のある世界に暮らすこの青年は、ある病気に罹っていた。原因不明、治療不能、症例なし。そして、下手をすれば死に至る。そんな重い病気。すでにその病気のせいで彼は体の動きが悪くなり…

玻璃王国の少女トモリは、ある日突然、見知らぬ国「南風市」というところに転移してしまう！ 途方にくれていたトモリの前に、南風図書館の司書ムムが現れる。 「いい声だな。ちょっと手…

孤独で塵芥のような僕と、秘密を抱えた美しい君。 夏の田園で二人は出会い、それぞれに惑う。 ＊＊＊ 夏休みを過ごす田舎で、見知らぬ芳しい少年に理不尽な文句をつけられ、読書の木陰を追…

「魔法使い」の存在が明らかにされた現代。 　大戦直後に起きた彗星の破片の落下に伴い、地球上では未知の地球外生命物体「メルム」による被害が拡大していた。 　これに対抗し得る唯一の存…