「猫の話」を含む小説

エリカは作家志望の女子高校生。小説を書くことは一人でもできること。作家仲間との馴れ合いなんかまっぴらごめんだ。 そんなことを考えて暮らしていたある日のこと、近所で暮らすボス猫が……

私の住んでいる街には地域猫の「たまり場」があって――娘と散歩しに行った時のお話。

「猫好きに刺さる小説·エッセイ」募集の自主企画参加作品。 　猫との付き合いは、ちょっと恋に似ている。 　そんな気がするのは私だけでしょうか(笑) 　アレルギーで一緒に暮らせな…

　あるとき見ると、サッシの磨りガラスの向こうに何やら焦げ茶色の丸い影がある。 その影が動くと、サッシの戸の間に小さな白い手が割り込み、十センチばかり開くと耳のついた頭が入ってきた…

タイトル通り、カクヨムをペットショップに見立てて、そのあり方などを書いてみました。 軽い読物です。お気軽にどうぞ。

　人の姿に変わることのできる人化族猫属のフランと、人化族犬属のノエル。 　人族の「あの人」に拾われ、家族になった三人。もう「あの人」はいなくても、その思い出を胸に、今日もふたりで…

寂しい猫の話 異世界転移した猫又と 異世界転生に失敗した猫の怨霊が １つの身体で旅をする 話が進むに連れ仲間が増え 寂しくなくなってくる たまにバトったり、戦をしたり…

釣り好きが講じて、土乃浦に引っ越してきた好夢は1匹の野良猫を拾う。飼い主が見つかるまで自分が飼い主として育てるのだが...

　三年前の愛猫の死を引きずる女子中学生の「私」は、とある猫カフェにいるシルエットが愛猫とそっくりな猫・ヴィヴィアンと出会う。ヴィヴィアンは愛猫の生まれ変わりだと信じて、その猫カフ…

大切な存在との別れ、そして、残された者が気づく「本当の幸せ」。 どんなに時が流れても、どんなに遠く離れても―― あの温もりは、ずっと心の中に生き続ける。 「きみは幸せでしたか？…

瘴気に塗れた世界を、精霊樹を蘇らせる旅を完遂した聖女。 だが、聖女であっても、体は瘴気に蝕まれ、 巡礼を終えた後、もう数日とない命だった。 『妹であるマリアーナが、成人し聖女…

コンビニに行っている間、部屋が荒らされていた。 猫の毛まみれの部屋、ふろ場を陣取るウチのデブ猫。 夢月七海様　同題異話・二月号　かぎしっぽは気まぐれ屋 https://ka…

３匹の猫に囲まれて暮らす主婦の日常を綴ります。 可愛いエピソードはもちろん、多頭飼いのメリットデメリット、動物病院との付き合いなど、思いついた順にのんびり書いていく予定です。 …

二十歳になった僕の元に届く亡き母からの小箱。それを前に開けるべきかどう悩む主人公だったが―― 「【山羊座文学】4000字以内三題噺「猫、タイムカプセル、忘れ物」」の為に書きました…

「あー、猫がいる！」 隣のドアが開いて、朝の出勤に向かうらしい女性が驚いた目でこちらを見た。 見つかってしまった、どうしよう？　 マンションの共用廊下に飛び出したがる猫を、どうや…

夢月七海さま主催「同題異話・二月号　　かぎしっぽは気まぐれ屋」参加作

弟が始めた猫カフェを引き継いだ姉、志保。メイドの泉美。二人が新装一周年を記念したパーティーの後に交わすお話です。

小学生の留美は、家の近くの公園でのら猫にエサをあげる人を見かける。それは好青年と近所でも評判の大学生、蒼太だった。

これは遺された猫の話。

久ノ国のある町で、猫が雪道を走っている。名前はゆきみ、彼女の目的はただ一つ。死にかけている主人、立成を助けるため、術師の元へ向かっていた。その術師は死者をも呼び戻すと言われている…