「炎 ショートショート」を含む小説

歌迷踊は風呂に入っている最中、突如として現れた鼻息が荒いおっさんに襲われそうになり……（「黒き死神が笑う日」）。 少年はリンゴで構成された生き物――アップルライオンとともに、最近…

ショートショート集です。 特に各話繋がりがある訳ではありません。お好きな話からどうぞ。 不定期で更新していくつもりです。 【各話更新記録/予定】 2021.03.15　幽霊の話…

色のない里。色を見せてくれる蝙蝠おじさん。子供たちは色を見せてもらいに行きます。

とある国では政治家が次々と殺される事件が起こっていた。その傍らには必ず子供の影が……。彼は一体何者なのか。

全てが順風満帆であると思っていた彼は、久々に出席した高校の同窓会で、突然消え失せた初恋の彼女に会う。告げられた言葉に、再び燃え上がった恋の炎。復縁を胸に彼女を追った彼に彼女は・・…

　沈黙が村を噛み締める。 　暗い空の下、項垂れた女性が石段を登ってゆく。 　女性の名はサラ。 　村ではまるで旧約聖書のヨブ記に登場するヨブの如き存在と囁かれ、今は誰からも忌み嫌わ…

どこかきりりと身の引き締まる朝、本日も通勤の時間がやってまいりました。今朝の気温は摂氏２度。無風状態の快晴。あの名通勤ウォーカー、妹尾忠志を育てた木下さんにお越しいただきました。…

1993年夏。私が初めて強敵と呼べる男に出会ったのは、大学卒業をちょうど半年後に控えた９月であった。乗車マナーなら、電車通勤二十数年の強者サラリーマンにだって負けはしない。改札の…

夜の海辺で寄り添う二人 マシュマロが焼けて溶けて、甘い香りが漂う キス、砂、体温、消えた炎、舌、唾液、髪―― ５分で読めるショートショート 隙間時間にどうぞ 鳥尾巻さんの自主…

大学生の主人公は夏休みを利用して、リゾートバイトで離島に訪れた。 そこで出会った夕日を見つける女性。 主人公はひと目で恋に落ち、女性と互いに惹かれあっていく。 クラクラするほど夢…

そこは魔女の少女ヴィオラが営む喫茶店。 季節のハーブや果物を使ったお茶とお菓子に魔法をかけ、おもてなししています。 世界中に巻き起こった魔女狩りの炎から逃れたヴィオラが、人に混…

茉莉達を始め綾南高校新聞部メンバーや、本編の敵キャラである吸血鬼達の日常を色々綴ってみました。 前日譚、後日譚様々。 続編的なエピソードもあります。 短編、掌編、ショートショート…

王国軍と魔王軍との戦いが続く異世界ノミニュケイオン。魔王軍に立ち向かうために魔術に秀でた勇者を召喚した第一王女キイムス・メノ＝エイナスだが、玉座の間に突如魔王ヴォリゴレが出現し……

　『クソガキは死刑にしろ』 　そう主張している作品を見かけたので、 　『だったら、まずは我々を殺している罪を償ってもらおう』 　と、言うことで。 　まあ、『無視されるだけ』とい…

【三題噺 #6】「炎」「偏愛」「かけら」参加作品です。

電気を消したアパートの一室。僕たちは、机を囲んで怪談話をしていた。とはいえ、机の上で揺らめいているのは蝋燭の炎ではなく懐中電灯で、季節も夏ではなく、物理的に背筋が凍る冬だった––…

物語の舞台は古代の阿蘇。【炎】と呼ばれ恐れられた熊が冬眠前の腹ごしらえに里へおりてくる。炎は村人を何人も食らう。ご神託により炎を狩る狩人に選ばれたのは猫村のハヤテ。ハヤテはまだ1…

「私」が語る、「私」と「友人」の過去。 ホラー短編です。 ノベプラにも掲載してますが、こちらは改稿版となります。

幹男は冷や汗をかいていた。足元がおぼつかない。狭い橋の上で、ぐら、ぐらと、全身が揺れる。落ち着いて深呼吸をし、体幹を整えればいい。それは分かっている、分かっているのに……。すぐ下…

伝説の雷鳥を不死鳥の炎で焼き上げました！