「未来風味」を含む小説

【あらすじ】 　春の昼下がり。行くあての無い旅の途中でふと、ビルの奥へと続く通路に目が留まった僕は、誘われるよう足を踏み入れた。 　裏路地に抜ける道だろうかと思った先は、時から忘…

リズミカルに読める小洒落たSF風短編。

Twitter(新アカウント)フォロワーさん800人記念作品です。 とある近未来のお話。 めちゃくちゃ重い話なので注意。 グロい表現はありませんが、いじめの表現があるので暴力描写…

高校1年生になった結月はある日、幼馴染の恭と一緒に誰も足を踏み入れたことのないエレベーターの26階のボタンを押してしまう。 倉庫があると思っていた先は屋上でも倉庫でもなくて……？…

突然のリストラで放っぽり出された元軍人の中年男フィル。 職探しに徒歩でウロウロするうちに、数奇な運命に翻弄される少女と出会う。 無能力な中年男と、どこか悲壮感の薄いすっとぼけ娘が…

適性に応じ、転校を強いられ寮生活を送ることが通常になっている教育制度下の日本。 とある中等学校に教育実習生としてきた主人公は、一つの事件に関わることによって、制度の闇を知ることに…

ーはじめにー ・タイトルが無事に決まりました。 ・ヤンデレ系ヘタレ吸血鬼と苦労系ズボラ被害者シスターと愉快な仲間達の織りなす短編小説でつれづれバラバラに書いていきます。 ・…

ここは「聖ルカ病院」。エリート医師たちが集う病院の裏の顔は、「奇人変人変態の巣窟」であることだ。 そんな病院に来る患者も減りつつあり、存亡の危機にさらされた病院は、突飛な行動で…

ヒトが飛ぶのが当たり前の世界。空を飛ばない『堕ち人』と飛べる『浮空者』のちょっとせつない日常のひとコマ。近未来風味のファンタジー。

突然アルファという管理者に呼び出された少年ユーリ、導かれるままメトロポリス・アルファという巨大コミュニティに居住する六名の人間判定を行うことになるが……

うらぶれた雑居ビルにある『黒羽葬儀社』では、珍しい『宇宙葬』を執り行っていた。 ある日、従業員である『カラス』が店番をしているところに『白石』と名乗る美しい女性が訪ねてくる。 …

白い明かりが、紅葉の絨毯の赤に火をともして……。 繰り返してきたことに意味はないのでしょうか。いくつもの今が積み重なって過去になって、忘れられていった遠い昔のお話。 諦めなかった…

　第七地下街3区。 　カジノや娼館や奴隷のオークション会場が立ち並ぶ、第七地下街の中で3番目に危険で、最も煌びやかな区画。 　あの日、私は約束しました、彼女の分まで生きると。 …

　これは意識と魂の連続性を巡る思考実験的な物語。どこまでも「私」の独り語りで綴る極近未来奇譚。大切な誰かへ捧ぐ、心からの哀悼詩。

発明家の私は親友Ａから女を作ってほしいと言われ……。 星新一風ショートショートです。 弱冠ですが、ＢＬ風味になっています。苦手な方はご遠慮下さい。