「昭和 殺人」を含む小説

1989年に発覚した女子高生コンクリート詰め殺人事件はおそらく最も悪名高い少年犯罪だろう。この事件は理不尽極まりない動機によって行われた点で名古屋アベック殺人と共通しているが、は…

昭和維新から55年を迎えた、2021年の日本。 そこに暮らす女子高生、大和めぐみはなんの変哲もない日常を送っていた。 しかし、ある時から彼女の身の回りで異変が起き始める。 相次ぐ…

ミステリーです。 東京湾で発見された、とある死体の謎を追いかける刑事と探偵らが、平成、昭和を遡り、過去の重大事件に関わります。 銭谷慎太郎（刑事） 警視庁のエースと呼ばれ、大事…

密室、消失、千里眼、物理、謎の手紙などからなる、5章の本格ミステリー。 1章ごとに完結します。 第三章　参謀消失　は2024年7月から公開予定です。 第二章は2024年4月7…

昭和初期 財を成した企業家の息子・河原は妻・春代との関係に悩んでいた。 彼女は没落した華族の令嬢であり、 河原家は彼女の家名を"買った"事で手にした。 それは本当の愛と言えるのだ…

1988年（昭和63年）2月に発生した名古屋アベック殺人事件をご存じの方は決して少なくはないだろう。 同事件は同年11月から翌1月にかけて起きた女子高生コンクリ詰め殺人と双璧をな…

別途連載中の『オッド・アイ』の登場人物『犯罪研究家、私立探偵、荒俣堂二郎』が主役の、ミステリー？ではなく、やっぱり、ファンタジー？大人向けに、仕上がっています。ふたつのエピソード…

昭和初期に起きた、とある殺人事件。 干乾びた女性の遺体は唇だけが鮮やかなままだった。 なお、この物語は当時、事件を担当した元警察庁執行官、宮乃鋳織（みやのいおり）氏による、調査…

波藤産院事件。 それは昭和史に刻まれた、未解決の大量殺人事件。 産院から失踪した赤ん坊の重さと等しい肉が、母親らの遺体から持ち去られていた。 いまだ捕まらぬ犯人は人智を超えた…

連載中の「はちきん」おばあさんシリーズの一篇ですが、ミステリー（＝探偵小説？）色が濃い作品です。高知県の東部に位置する「安芸市」を舞台に、今や「絶滅危惧種」の素人探偵が連続殺人事…

「母を殺して欲しい」それが美弥子の望みだった。彼女が望むなら叶えてやりたい。けれど……。

　昭和４０年代。南渡鹿（なんとか）集落で皆殺しの惨劇が起こった。被害者遺族である県議会議員と、事件の有力な手がかりをつかめない県警本部長は、『闇の探偵』に事件の解決を依頼した。

　二十三年前に父が犯した殺人を、俺は悪夢の中でくりかえす。ミスを正し、トリックを弄し、完璧に証拠を隠滅した。それでも探偵に見抜かれてしまう。犯行を隠し通す手段はあるのか。あの日、…

ダメな人間を殺害する目的を持ったアクロポリスという組織があった。アクロポリスのリーダー・甲斐憲司を中心に殺人、テロなどを起こしてきており、もはや警察では手に負えない状況となった。…

　発達した魔法文明が外宇宙に進出して幾星霜。 　政変により故郷の惑星センゲンを追われた華族令嬢・万里小路荊は、元婚約者・世良田元康の所有する巨神級宇宙船『明神丸』に密航する。 　…

昭和30年代に起きた実際の事件を元にしていますが……あくまで「実際の事件を元にしたフィクション」です。 元になった事件は陰惨かつ洒落にならない上に、この小説には無い頭を抱えたくな…

※2022/06/30追記 第2回 角川武蔵野文学賞・ライトノベル部門の最終選考作品。 昭和七年、盛夏。 僕は民俗学者を名乗る男と共に箱根ヶ崎村で奇怪な変死事件に遭遇する。 …

育ての母（美鈴）に長年恋をしてきた息子（直樹）が、死を目前にした母から告げられる回想録。 昭和の雰囲気漂う、少しだけエロくて怖い猟奇殺人モノ。

昭和５年、私は妹を殺した。 ※犯罪行為及び刑罰法令に抵触する行為又は誘引・助長・ほう助するものではありません。

昭和二三年、日蝕を控えた五月、妻を亡くした探偵小説家岩田と探偵御堂の許に異端基督教の耶蘇久流水教の神父が来る。久流水教は預言者の故久流水哲幹の創設した宗教で、現在は哲幹の孫、処女…