「昔話 親友」を含む小説

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト 中間突破作品です！ 読みやすく仕上がっています。 最後まで書いたので、読んでくれたら嬉しいな。 ＊ 「おばあちゃんの井戸工房」で魔法…

　「はははっ。本当に神の使いだったなんてな」 　青白く光る満月が浮かぶ夜空の下、俺は一人呟いた。 村に蔓延る物の怪から大切なものを守るため、御言と秋彦は動き出す。 夏の村…

【短編を分割しています】普通のサラリーマン生活を送る入沢《いりさわ》は、同じく、普通の生活を送る親友の松木《まつき》と、お盆休みに３年振りに会う事になった。 昔話に花を咲かせた…

ボクの名前は､ライア｡ あ･ボクって言ってるけど女の子ニャ♪(人間の言葉でメスって言うニャ？) 普段の姿は“白猫”ニャ｡ ボクの親友で､大切なご主人様は“サラ”って言うニャ｡ …

プロローグ とある江戸時代の昔話である…… 江戸時代には妖怪が人間を驚かし脅かす存在であった。だがその中でも珍しい鬼がいた。その名は、燈鬼。燈鬼は、人間が好きであった。燈鬼は、自…

冬樹 トーコは13歳の女の子。 中学進学を機に両親の仕事の都合で、それまで暮らしていた生まれ故郷から離れることになってしまった。 人見知りのトーコは、新しい環境に馴染めず、中学で…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト応募作。 はじめまして、猫山春花（ねこやま　はるか）と申します。 今年から中学生になったんだけど、実はとっても大変なことが起こってしまっ…

ぼろぼろのぬいぐるみを欲する子に、語り手はある昔話を聞かせる。それは、そのぬいぐるみのかつての持ち主にまつわる物語であった。『～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 20…

香織の家の離れには曾祖母の『おっきいばあちゃん』が居る。 プライバシーを守れる場所が無い母屋から香織は離れへとやって来ては、親友へラインで恋愛相談をしていた。 そんな時、おっき…

　母は物心つく前に亡くなり、以来ずっと、父と2人で静かに生活して来た上柳｜愛音《あいね》。 　父に嫌われたり、父が突然、意地悪な継母を連れて来ないように、愛音は手のかからない良い…

　中年に片足突っ込んでる一人探偵、みさちゃんこと中村操。高給取りでワーカホリックな妻のマンションに住み着き、家事能力壊滅の妻の代わりにせっせと家事をこなしています。探偵業より家事…

ここは相互監視によって秩序が保たれる世界。「ノケモノ会議」のルールの中で人々は生きている。南天カナコもその一人だった。しかし、彼女の生活はライオンの尻尾が生えた男の子、柊レオの登…

童話の姫君の名前を持つ存在「貴属」が、理を書き換え続ける世界。アルビノの少女萌は、16歳の誕生日を控えたある日、旅人エルニと出会う。 人の心を蛇の形で見ることのできるエルニは、…