「掌編 幽霊」を含む小説

Twitterの「#10文字ホラー」のタグを見て書き始めた短編集となります。 10文字でもちゃんと怖い！　を目指しますので応援よろしくお願いします！ お題提供も歓迎しております…

十七歳の僕は、誰もいない夜の公園のベンチで、言葉に迷っていた。 この想いを伝えるための言葉は、何がいいんだろう。 栞里お姉さんはそんな僕の迷いなど意に介さず、普段どおり、ゆらゆら…

Twitterで募集していた「架空の地名」を中心に掲載しています。1話420字程度の掌編です。

「お道化てビエロ（おどけてびえろ）」 短編＋掌編の二本立て。微エロですが、直接的な表現はありません。 微エロを使ったコメディ短編となります。 ＃相談者サンプル 　…相談をしたら…

【掌編３作収録】 ＃１　風潮被害 …優先席は、魔窟だ。 ＃２　胎児の証明 …「産んでくれなんて頼んでない！」「え？頼んでたわよ？」 ＃３　理想のテーマパーク …幽霊も含めて楽しま…

高校時代、たった一晩、話をした少女が死んだ。 地元に久しぶりに帰省していた僕は、彼女と話した星降る夜のことを思い出す。 重度の不眠症の彼女が心を開いたのは、家に幽霊のように扱われ…

駅から徒歩4分、南向きの1DK。 しかし家賃はそこらのワンルームよりもずっと安い。 安価には安価なりの理由があった。 　　　　　 KAC2024に参加しています。 お題：住宅の内見

雨が降ると現れる幽霊を見守る話。 X（旧twitter）に放流してきた作品のまとめ。 140字～掌編程度の物語の集まりです。

夜道を二人連れ立って帰る男たちが、その日、遭遇したものは……。

夢の中のサラダはしっかりとした日本語を喋っていた。サラダとは克己が小学生の時に飼っていた雌の柴犬の事だ。「ペットは絶対に駄目よ」と拒否する母親を１年以上も説得して、やっとの思いで…

友人の野瀬くんが「わたし」にくれた一冊の本に書かれていたのは、平安京で起きた或る殺人事件の顛末だった――

「第一回NTR小説フェスタ」によせて書きました。

深夜の不法侵入者の顔は何故か、４年前に水難事故死した弟の顔にそっくりだった。

海に沈み続ける少年。 夏祭りの夜、狐面の少年と出会う少女。 謎のボトルメッセージを拾う男。 どこから来たのかを忘れた夜行列車の乗客。 心のない魔物と少女の交流。 ある城を守り続け…

海辺に佇むペンション風のリゾートホテル「ホテルトコヨ」……あの世とこの世の狭間に存在する奇妙なホテルは、幽霊やあやかし、人間以外の者たちにも大人気！ ワケありでホテルトコヨに長期…

とある擬似家族とその周りの人々の行きて帰らぬ日々のこと。あるいは、もう死んでしまった弟（兄）についてのお話。（連作掌編〜短編集） （再頒布の機会もなさそうなので、2014年から…

　幽霊が政府によって法的に定義された未来。幽霊は霊障災害として災害補償の対象とされた。しかし、実際には法による定義により、幽霊の存在を認めないことを目的に設定されたものだった。そ…

これは、別に何か怖いことが起こるとか、幽霊が出るとかそういう話じゃありません。 私の高校時代の、恩師についての話です。

【KAC2023「深夜の散歩で起きた出来事」参加作】 最近俺はよく真夜中に家の周りを散歩している。俺の家の周りじゃする人は自分以外ほぼいない。不審者が出るとか、幽霊に声をかけられ…

KAC2023第4回「深夜の散歩で起きた出来事」によせて書きました。 ジャンルはホラーにしていますが怖くないと思います。