「怪」を含む小説

あるところに絶世の美貌を持つ女王様が暮らしていました。彼女の持つ魔法の鏡はあらゆる問いに答え、女王様を喜ばせてくれます。 しかし、ある時、魔術法の改正で魔法の鏡を機種変更しなけれ…

　人と妖が共に暮らす瑞穂国。未だ、神の残滓が根強く抱かれる時代。 　高等学校で起きたある事件後、退学処分となった少年・漆宮燈真。彼はその日暮らしの日々を送っていたが、ある日父か…

狂気を呑んで艶かしく、笑え。

怪事件に巻き込まれ、脳の機能に特殊な症状が出てしまった＜僕＞と＜私＞。 2人は異世界と現実世界を行き来できるようになった。 異世界で彼らは能力者として活躍するが、そこでとある異変…

合コンの二次会から抜け出した男女。男は欲に煮え立つが、それより先に生でいかれてしまう。

探検家ロカテリアの気ままな旅路は、伝説の怪鳥を探してジャングルをさまよい歩いたりもするのだ。 『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』 第…

駅前のアーケード街が、火を吐くニワトリと最凶警官による死闘の場となる。

「尾張名古屋は城で持つ」 名古屋市民に親しまれる名古屋城。近代的な家々やビルの合間からにょっきり建つ江戸時代のお城を見ながら自分は育ちました。遠足や社会見学等、学校行事で何度も名…

ある日、森の中で怪我をしている鳥を拾った。 俺はその鳥に『トリあえず』という名をつけた。 父：時々サイコパス 母：我が家の良心、常識人 俺：面倒くさがり屋 妹：ちゃっかり屋 祖…

確定申告は終わらない……

穏やかに晴れた日曜日。遊園地ルナパークは大勢の親子連れで賑わっていた。 しかし、そこに突如として異変が起こる。 得体の知れない黒い凧のようなものが利根川の上を飛んだ。 そしてカラ…

【第一話：オクリオオカミ】 あほの子後輩・八重子が転んだ拍子に、八重子の脚に動物の噛み跡のような痣が浮かび上がった。嫌な気配を感じた主人公・平桐は、親友の眼鏡委員長・白神に相談し…

はるか昔に地に降り注いだ光が人々を7つの国に分けた時から、人間は人を喰らうモノノ怪と戦ってきた。 そして今、雪に閉ざされた「白の国」白蓮では若き新王、満の戴冠式が行われようとして…

　妖屋は、境界にある妖怪相談所。日々妖怪について悩む人々を招き、原因を取り除く。たまには、妖怪が相談に訪れることも？ 用語解説 境界……現世とは違う空間。妖怪たちが多く住んでい…

栞34歳主婦。洗い物が多いせいか乾燥肌のためか、昔っからささくれの出来やすさには定評がある。そんな定評はいらないんだけど。 今日もささくれが取れて血が滲み、絆創膏を探して戸棚を漁…

人、鬼、妖。 様々なものが住む珂国には、彼らを脅かすモノも在る。 そうしたモノと対峙し、処分するのが『始末屋』。 そんな始末屋を生業とする、百という女がいた。

　半妖の青年蛇城伊佐弥は異母姉に掛かった嫌疑を晴らす為、呪い師の社木念地に事件の調査を依頼する。 　※こちらの小説はHPや他の投稿サイトでも公開しています。 　※残酷描写があり…

電話をかけ、人を殺す。 それだけが仕事のはずのメリーさんが、怪事件に挑む。

　将来的に同人誌として刊行しようと考えている怪談話の短編集(Part2)です。 　いま書き納めてる文量が多くなったので、二冊目以降に収録する話となります。