「好きと言えない」を含む小説

私の双子の妹の《エミル》は、聖女として産まれた。 特別な力を持ち、心優しく、いつも愛を囁く妹は、何の力も持たない、出来損ないの双子の姉である私にも優しかった。 「《ユウナ》お…

　学校ではいつもぼっちな私が今日も屋上前の階段で一人昼食を取っていると、そこに美人な転校生の早坂さんが急にやってきて……。（第四部＆一年生編完／２４万PV突破） 　これはぼっち…

中学三年生の少女コマチは、母親ヘの葛藤もあり、生きている意味を感じられず消え去りたいと思っていた。しかし、異界で魔物を狩って過去世の記憶の欠片を捕り、人間として地球へ生まれてきた…

都会に住む大学生の朝月碧央は、いつも女性に声を掛けられる。名前を知らずに彼女の言う通りに行動しては幻滅されることもしばしば。そんな生活を幾度となく、重ねて、今度は自ら好きだと言う…

いつも来てくれるみんなに感謝！ 今回のエッセイのテーマは日常から学んだことや個人思想 【自主企画と活動】 https://kakuyomu.jp/works/168180930…

今より、ほんの少し先の未来。AIの進化により猫が人間と一緒に働く時代が来ました。訪問介護事務所「介護のねこや」で働く黒猫係長は、自分を飼っていた猫の生まれ変わりだと信じて疑わない…

凪には好きな人がいる。それは姉の陽乃だ。だが陽乃には恋人の俊介がいる。2人の仲を応援する凪はまどかに愛を打ち明けられ付き合う事に。しかし陽乃への想いは高まり……

私、夏野琴美には、性別に対して独特の理解があった。 それは自分が女性であることに対して疑問を持っているわけでも、男性として生きていきたいわけでもなく、単純に個人として受け入れられ…

＜あらすじ＞　最愛結婚と贖罪結婚の間 　晴海編集部で編集者として、黒木胡桃（３１）は、学生時代から親友で同じ部署で働いている小泉璃菜の恋愛相談にいつも乗っていた。 　親友の璃菜は…

「短歌の秋」投稿作品です いちばん好きな色は赤です

8年ぶりに再会した真緒と遼一。高校時代、お互いに抱いていた秘めた思いは言葉にできないまま終わった。26歳になった今、真緒は東京の広告代理店でプランナーとして働き、遼一は京都で写真…

私、桂木美鈴（かつらぎみすず）には好きな人がいる。幼稚園の頃から小学校・中学校・高校までずっっっっと一緒の幼馴染み、穂見マナト（ほのみまなと）、その人である。 何度も何度も告白…

大好きな姉である咲良の夢を叶えるために陸上を続けていた芽依は、幼馴染の飛鳥に特別な感情を抱いていた。しかし芽依は自分の気持ちに正直になれないでいた。それには理由があった。そんな芽…

音楽と小説は切っても切れない関係だと勝手に思っているわけで、小説書くときのお供は、やっぱりCDをかけっ放しです。 ダウンロードが嫌いで、何とは無しにCDを買ってしまうわけで、気…

集団の意向に従えない奴は愚鈍だから見下されて当然だって意見を見ちゃって……。

『好き』と言えなくて…… 今の関係を壊してしまうのが怖くて…… 躊躇い、先延ばしにしたって良い事なんか一つも無い。 相手に恋人が出来た時、死ぬほど後悔するのは自分なんだ。 …

席が隣の一宮さん。 皆戸君は何かにつけて一宮さんからゲームを申し込まれる。 それがいつしか皆戸君の楽しみに変わっていた。 色んなゲームをしていった先で得られるのは戦略かはた…

僕、新田優樹（あらた・ゆうき）は心が不自由だった。 何をどうしたいのか伝えることができない。 そんな僕を大きく変えるきっかけ。 それは、ある女の子との出会い。 「おおきくなったら…

　塾からの帰り道。コンビニの肉まんに誘われた若葉は前日から残っていた雪に自転車で滑り、平安時代にタイムスリップしてしまう。牛車で轢かれかけた若葉を拾ってくれた光子さまから、彼女の…