「天守閣」を含む小説

◆あらすじ（梗概） 　十九歳の高塔秘（たかとう・ひそか）は大学の演劇部で人間関係に失敗して飛び出し、転倒した自転車の車輪の下で雨に濡れつつ絶望していた。中一で家出した美しい少年…

　光は彼女の遥に、通天閣の上でプロポーズすることを決めた。 　しかし、通天閣の天守閣に向かうエレベーターが遥を乗せたまま、時間が低速化してしまう。そのエレベーターが通天閣の天守…

【SARF×カクヨム　短編こわ～い話コンテスト】 　京都府福知山市の中心部にある城、福知山城。 　夜、ある少年たちが肝試しでそこを訪れると、井戸の辺りで何やら、低くても透き通る…

SARF×カクヨム短編 こわ〜い話コンテスト応募作品 【読者の皆様へ】通常の小説とは違い脚本形式の作品となっております、ご了承ください。 福岡県北九州のシンボル、小倉城。 天守…

―燃える天守閣－ 「姫様！姫様！しっかりしてください、姫様！」 「ふふふ、貴方に…私の【力】をあげる…。だから…。」 ―紅髪の青年と黒髪の女性－ 「いりません！だから…死…

信長は本能寺で明智の偽旗を掲げた秀吉の手勢に襲撃を受けていた。 そこに明智光秀が助けに入るも信長はすでに深い手傷を負って死を悟り光秀に介錯を頼み本能寺に散った。 その頃秀吉は畿…

信長がなぜあのような最後を遂げたのか？ 過去に何度も信じた相手に裏切られた経験を持ち、歳を取って老獪になりつつあった信長がどうして明智の裏切りを許すことになったのか？ それは実に…

お城の歌会に招かれたぼた。米俵のような体格でご面相のほどは、盛り上がった頬の上に胡麻のような眼、ちんまい鼻。ところが魔法の力で絶世の美女に大変貌を遂げ、殿にいたく気に入られてしま…

きっとまたあの日のように、小さな小さな彼等のように。

江戸幕府が始まってからまだ５０余年ほどの１６５７年、江戸の大半を焼く明暦の大 火があった。だが、その大火に伴い、戦国時代の雰囲気を残していた江戸はすっかり 生まれ変わってしまった…

死にたがりの女子高生・橋立萌生は、下校途中の道でトラックに轢かれかけた少年を庇い、意識を失う。 その直後、萌生は１ヶ月前にサービス終了した和風ファンタジーブラウザカードゲーム『灰…

コンクリートを使った構造物の歴史は、近代明治以降のことになるが、多く用いられるようになるのは、昭和に入って建築資材としてのセメントの価格が安くなってきてからだ。 中でも鉄筋鉄骨コ…

尾張名古屋は城でもつ と、言われるが、実際は名古屋城の天守閣に登ったことのない名古屋人も少なくない。 そんな名古屋城の天守閣で、本当にあった怖い話。 （オチ、あります）