「夏雪」を含む小説

小説家の倉木泰嵩は，少年に一作の推理小説を贈る。それは倉木が実際に経験した恐ろしい事件を小説化したものだった。――厳かに葬送されたひとりの女子高校生。葬儀に出席した彼女の友人たち…

八重園花梨は、息子から大学進学の希望を告げられる。進学先は、京都にしたいと。下宿となると、心配なのはやはりお金だ。お金のことで振り回されてゆくうちに、花梨は義父の遺したお金につい…

みみっくさんと、共同で作成しました。 ※全く同じお話をこちらに掲載されていますが、パクリ等ではございません！ （私の、雪をかきたい！　を叶えてくれたみみっくさん、ありがとうござい…

幼い頃から嘘をつき続けてきた彼は、社会の期待から逃れるために視覚と聴覚の障害を装っていた。しかし、医師の再検査により彼の嘘が明るみに出る危機が訪れる。彼は嘘をつき通せるのか？それ…

雪下うさぎさん主催の企画に乗っかってみました。 お題は『夏』。 夏の儚い恋を、淡雪のような恋に例えて表現した即席の詩です。

　四季を愛で、成長を愛でる。 　第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部、参加作品です。

「あなたに書いて欲しい物語」という診断メーカーの結果をもとに書いたものになります。

田峯菅沼氏の菩提寺に伝わる伝承より、 御山をめぐる観音様の霊験のお話。 〈参考文献〉 『奥三河の文化と伝説』 『甲州の武将武田氏と三河の菅沼氏』 『山家三方衆』 あと諸々聞き…

エモいってなんなんでしょうね。

基本的に１話完結の短編集です。 「詩・童話」のカテゴリにそぐわない、陰湿で胸糞なお話ばかりですゴメンね 雨月物語や、おおかみこどもとは特に関係ありません ※2021.06.19…

主人公の名雲陸は大学一年生の夏休みにただ何もすることなく過ごしていた。しかしある日、友達と行った肝試しで二之宮晴と出会う。2人は付き合うことになったが陸は晴の心の脆さに気付き、一…

雪彦が一之瀬家で暮らし始めて、５年が経った。 その夏、雪彦は義弟の嵐志と共に一宮で行われる夏祭りに出かける。彼の目を通して見る『祈り』の夏の話。

花開いたばかりで散ってしまった恋。 想い合う相手との別れを決断せざるを得なかった恋。 心の奥底に仕舞い込んで忘れかけていた昔の想い。 ずっと一緒にいながら、叶えてあげられなかった…

記憶を盗む泥棒のおはなし

　400文字から500文字の掌編です。内容は即席で書くので、私の手癖が出て海外の発酵食品くらいクセの強い風味となっております。とりあえず一口食べて（一作品読んで）みてください。食…

賛成か反対かを選ぶことしかできない国。 その国で生まれた主人公はこの国の体質に限界を感じる。 そして、答えのない国へと亡命したのはいいけれど……？ ↓前回の投稿↓ 『迷信を…

春、夏、秋、冬 それぞれの季節をイメージして書いた恋愛短編集です。 彼目線だったり、彼女目線だったりします。 切ない話もあります。季節を思い出しながら楽しんで頂けたら、嬉しい…

少しだけ前を向ける後ろ向きな話。

　俺の幼馴染は、清らかな流れのほとりに住んでいる。 　頭がよくて、勝ち気で、剣道なんかやってて、しかも結構強い。 　それにひきかえ、俺は……。 　進路選択を控えた夏、俺の目の前…