「合掌」を含む小説

　小雨が降っているのだろうか。 　そう思えるほどの音が聞こえてきて目を覚ました。 　囲炉裏端へと座りお茶を入れてぼんやりとしていると、妻が自室から姿を見せて隣へと座った。 　音の…

こんがり揚がった揚げがたりない　困ったあたしは神頼み 霊魂遺恨の言霊使い　お前が食ったか食われたか？ なになに　あたしと手合わせしたい？　揚げの恨みは根比べ あたしは合掌いただき…

死んだ 祖母を すくう /* 少し不思議な話、の方のSF。個人的にお気に入りのお話。 タイトル考えた方がいいかも。分かりにくい。 ハイヌウェレ型神話をバナナ型神話と間違えてい…

195X年、戦後復興の進む東京。 難事件の解決をしくじり左遷された中年警察官・今村は、女性達をかどわかしているという人形師・紀藤の調査を命じられる。 尾行しているうちに無意識に紀…

■第1章　安倍晴明とは何者か？ 日本最大級の陰陽師安倍晴明とは何者か？　どこで生まれ、どう育ったのか？ 陰陽師としての異能とは何だったのか？　なぜ晴明神社に祀られるまで讃え、畏…

この世界は常に聖女によって平和を維持している。前代聖女が身罷り、次代の聖女を望む中、前代聖女の愛し子である近衛騎士ザデクはある日聖女の降臨に居合わせることとなった。 そこで彼は聖…

「法に従う者には法の加護を。法に背く者には法の裁きを」 王都グラ・ソノルには人々の平和を守る組織が存在する。 彼らは闇の法衣に身にまとい、聖断の剣を掲げ、聖王と法の名の下に陋劣…

酒場に集う歴史好きの酒呑み二人。 今日は何を語らうのか？ 合掌造の里五箇山。そこは火薬の里でもあった。 なぜそこで、なぜ硝石を？ 呑めば呑む程に謎は深まるーー。

夏も近づく八十八夜。8人兄弟の末として生まれた八千代の88歳の誕生日に、八千代にとって8人目の孫である咲良がやってきた。驚く八千代に渡されたプレゼントは咲良が編んだ8番目のマフラ…

高校生 良い思い出は一つもない 供養 皆さんお手を合わせていただいて 合掌

"世界最強のレスキュー"、セオークとチームメンバーのとある昼食時。 たわいないひとときに、セオークは過去へ想いを馳せる。

某学習塾のCMが流行ったころに勢いで書いたと思われるファイルを発見したので投下しておきます合掌(供養)

サポート切れ間近に迫ったある日の我が家ののーとPCちゃん擬人化しました☆ ※支部公開時R指定ありましたが微妙なので外しました(逆に期待されると困るので(マジで物理的にはなんもない…

75年前、桜が咲き始めたころ、沖縄へ向かおうとした最後の艦隊がいた。 そんな艦隊の中心であった彼女の思いとは。 史実をもとにしていますがかなりオリジナル要素が入ってます。 艦魂…

2011年3月11日 何も失わなかった僕たちは何を託されたのだろうか。 そして 何を受け継げたのだろうか。 ただ生きることしかできない僕が、もしなにかできるのなら。 何も知らない…

若くして社畜の俺は、徹夜明けのフラフラの状態で誤って川に落ち死亡。 気付くと神様に転生させてもらえるという。しかも超絶強い能力付き。 だけど、世の中そんなに甘くない。主のお供で遠…

　かれこれ１０年以上前に史学の大学院（東洋史専攻）に在籍していたものです。 　最近部屋を掃除していたら、学内の研究発表に使ったレジュメの下書き原稿のデータが入ったＵＳＢが出てきた…

青鬼は赤鬼の如く猛り狂った。「現世の連中は何をしている。ちゃんと教育していないのか」と。しかしながら、捨てる神あれば拾う神あり。彼の行く先は定まった。いやもう、これからの地獄は大…