「伝承」を含む小説

鬼役を押しつけられた童が、もがいた先にあったのは一人の少女の出会いだった。 ほんのり、ホラー？ エブリスタで前に書いていたもののリメイク版です。 ラストなど色々変わっています。…

100年に一度、滅びの運命を辿る世界、オラトリア。 それを救うのは神に選ばれた4人の人物である。 人々は世界の救世主たる彼らを「天司」と称え、「天司伝承」として、永く伝え続けてい…

とあるところに、様々な色で彩られた『パステル王国』という国がありました。 その国はとても明るく華やかで、国民は笑い、歌い、働き、とても幸せに暮らしておりました。 ところがある時…

――長の一族に男が生まれたなら、二十歳の誕生日に神に捧げなければならない。 俺の生まれ育った村に伝わるしきたりだ。 これは、そんな神に捧げられる俺が二十歳になった日に起こった出来…

海。それは生命のスープ。魚の死骸、動物の死骸、そして人間の死骸が溶け合った混沌のスープ。人間の死骸を喰らった魚が、貴方に喰われる生命の輪廻。 貴方が喰らうその肉も、何かの残骸なの…

社畜候補の新入社員セト・ユウト（２０）はある日ビル火災に巻き込まれる。 運がいいのか悪いのか、 焼け死ぬ前に異世界に召喚された。 元の世界に戻って焼け死ぬのか、 試練に挑んでわず…

伝承『黒の悪魔と旅人と。』に出てくる”黒の悪魔”。 その、空想の産物だと思われていた””黒の悪魔”が…ある日、突如として、現実世界に誕生した。 のちに【黒の誕生】と呼ばれるよ…

もののけは、人のすぐ近くにいる。昔話や伝承で見聞きする妖怪たち。それらと人間との境界はとても曖昧で、時に人間のほうが残酷である。

英雄が魔王を打ち倒し、築き上げたと伝わる王国がありました。 その英雄達の伝承を、基盤とした聖教を信仰する一人の少年は、 教会が設立した魔物討伐専門の武力部隊に身を寄せていました。…

学校の裏庭は校舎から遠く、虫も湧くため生徒たちからダントツで不人気な掃除スポット。 でもそんな裏庭の掃除を、私は自ら志願した。 そんな不人気な掃除場所で起きた、ちょっと不思議…

ある預言者は言った。星々の万象が変化する時、魔法は終わると、影大き夢を見たあの日私たちは知っていたあの伝承を知る。私たちはそれを知るために、フリーマテヌを犠牲として神殿で捧げた。…

彼の名前は「｜出雲 大翔（いずも ひろと）」 現在25才・・・フリーライター（主に地方の伝承・伝説なんかを記事にしている） 俺は取材で行った遠野の旅館で、訪ねて来た河童と知り合…

伝承記

京の都から離れた山々を旅する白装束の坊主。 彼の行く処には、怪異、妖怪、愛憎あり。 飄々とした白装束の坊主と、彼に背負われた不思議な葛籠。 ある山の麓の村に、目の無い蟋蟀(キリ…

　御世は一条。生まれつき白い髪を持ち、その姿から白絹姫（しらぎぬひめ）と呼ばれている橘晶子（たちばなのしょうこ）。しかし、日々「あやかし」や「化けもの」の噂が付いてまわっていた。…

　異世界から召喚された勇者は、教皇の孫と一緒に各地の事件を解決していく。その途中で各地に伝わる伝承を聞く。そして、廃墟になった魔王城の秘密の部屋から一冊の本を見つける。 この…

　この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。 　人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。 　皇紀二六六七年、日本皇国。大學の神…

油すましというのは熊本に出没する妖怪だそうです。なんのために出たのかはわからないそうなんですが、でも伝承はあるのだとか。そういうところをもとに書いてみました。

ウィッチャーのいないウィッチャー。 ガッツのいないベルセルク。 メリメリのいないエルデンリング 火守女のいないダークソウル。 そんな世界で、死に戻りの能力だけもらった一般人。 …

各地の妖精伝承をもとに創作した短歌を詠みます。 ※短歌10首の連作で、1話完結です。短い時間でお読みいただけるのでお気軽にどうぞ！ ※他サイト(小説家になろう)でも投稿していま…