「人面犬」を含む小説

これは時を超えた呪いによって紡がれる、縁を巡る物語。 第１部・黎明編 東京都内に住むふつうの高校生・禅院(ぜいん)サトルは不思議な夢から目を覚ますと、背中に大きな口が…

一軒家に、夫婦と赤子。 そこに、〈ユメ〉という、仔犬がやってきた。 〈ユメ〉は捨て犬だった。 〈ユメ〉は、赤子と共に、まるでキョウダイのように、すくすく育った。 しかしある時……

文化14年（1817年）の江戸の町を恐怖に陥れた、犬神憑き、ヌエ、麒麟、死人歩き……。 事件に巻き込まれた、若い町医の戸田研水は、師である杉田玄白の助言を得て、事件解決へと協力す…

三途の川。此岸と彼岸。白と黒。「人はもののけではない？」最近の傾向として、その境界線が定かでなくなってきている。何を隠そう、僕(耳人形)もそうなのだ。

殺戮刑事とは殺人鬼を法廷を通さずに処刑することで、 残された遺族と自分の恨みを晴らしつつ自身の殺人欲求も満たす一石二鳥のお得刑事である。 そんな殺戮刑事の一員、薬物中毒者のバッド…

ごく普通の少年「桜井夕」は、昔から耳鳴りや幻聴のような微かな声に悩まされてきた。 しかし、ある時それらがはっきりと聞こえるようになり、それが並行世界の自分自身の心の声だと判明する…

小学六年生の柚子が迷いこんだのは、学校のようで学校でない、奇妙にねじれた迷宮だった。人面犬、参り女、うしむし……何体もの怪異がうろつき回る迷宮を、同じく迷いこんできた少女・モネと…

平成が始まる頃、人面犬に出会った時の話です。

平成初期、世間は人面犬やトイレの花子さんなどの都市伝説がブーム。 そしてこの町でもある怪異がまことしやかに囁かれていて……。

　もとはお題が「犬」のとある短編コンテスト応募作。 　お題が「犬」ですが、オカルト脳なのでどうしてもそっち系の方に思考が向いてしまい……でも、以前に犬の妖怪「送り犬」は書いてしま…

社会人一年目社畜の俺。人面犬ショップで出会ったのは、行方をくらましたまさしじいちゃんにそっくりで……？

クサマキ・ケンジロウはある日目を覚ますと首から下を奪われて「サイボーグ人面犬」になっていた！ そこは今から100年後の名古屋地下街。日光に当たると死んでしまう疫病“デイ・プレイ…

女の子たちにチヤホヤされながら、貞操逆転世界の都市伝説や怪異の謎に迫ったり迫らなかったりする物語！！！！！！

花子さん、口裂け女、人面犬など、 怖いものからそうでも無いものまで、今に生きる怪異を集めました 「百」物語目指して頑張ります ※1話完結/不定期更新

都市伝説が恋をしたって、いいじゃない 　 この世界には『怪異』が存在する ひとびとのウワサ話でしかなかった情報が具現化した『怪異』が ベッドの下男、怪人アンサー、人面犬、…

この春、中学を卒業して高校に進学した筆上零(ふでがみれい)は、才色兼備だが変人と評判の先輩、高月雫(たかつきしずく)と出会う。彼女が部長を務める「怪異研究部」に体験入部する事にな…

口裂け女、人面犬、八尺様…… この世には無数の「都市伝説」が存在する。 架空のものであったはずのそれらはある時、人間の姿となって現実に現れ始めた。 暴走して人間を襲っていたコ…

上司の心無い言葉に摩耗した新人OL新原日和。 そんな彼女はとある決意を胸に秘めるも──その決意は中年顔の人面犬のせいで揺らぎに揺らぐ！？

残暑厳しい夜。 彼は幼女の人面犬と出会った。 彼女は病気の母の為に薬を探していると言う。 それを聞いた彼は彼女に案内されて母親の元へ……だが。