「ターミナル」を含む小説

決められた寿命を全うできず、非業の死を遂げた人間が集う町、青砂市。 天国や地獄に向かう前に未練を清算する、いわばターミナル駅のような役割をもつこの町で、人々は自身の死と――すなわ…

１月１８日から１月２０日に共通テスト（センター）が今、行われています。 現大学一年生であるこの私も受験期には勉強に苦悩し、河合や駿台模試と戦い続けた日々が脳裏をよぎる今日この頃で…

大雪に閉ざされたクリスマスイブの空港。欠航続きで帰れない会社員・瀬川は、行き場をなくした留学帰りのバイオリニスト・楓香と出会う。冷え切ったロビーで交わす些細な会話や小さな演奏が、…

陰キャな高校2年生の鵜方（うがた）頼人（よりひと）は、隣の席の少女が気になっていた。彼女の名前は天束(あまつか)姫佳（ひめか）さん。同級生から「学校一」と呼ばれるほどの美少女だ。…

美由は2年目の看護師。未熟さを先輩にカバーしてもらいながらバタバタを過ごしている。ある日、前日に1日だけ担当した患者さんが急変。そばにつきながら美由は戸惑いを隠せない。自分は何を…

男に捨てられた女の話。 #文披31題 day24「朝凪」 執筆時BGM　：　ターミナル / MY LITTLE LOVER

　九歳のＪ（ジェニファー）を探すＤ（デイヴィッド）は、グリーゼ国家連邦共和国の主惑星グリーゼのノラッドにあるスペースバザールでＫと出会い、Ｊがカンパニーに連れ去られたのを知った。…

二〇一六年、民間宇宙旅行が身近になり始めた頃、人類の更なる宇宙進出を促進させるため〈ゼロワン〉と呼ばれる「宇宙ターミナル」が建設されていた。民間人のための国際宇宙ステーションのよ…

秋待諷月さま主催『ペンギンＳＦアンソロジー』参加作、書き下ろしです。 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093072976348283

宮原優翔は九州国際空港（九空）の近くに住む高校生。放課後は通学路にある九空へ寄り道し、ターミナル内の喫茶店でアルバイトをしている。そのバイト先には優翔が2年生に進級した春以降、一…

霊国ターミナルは三つの国に隣接しており、それぞれの国の葬送儀礼を一手に引き受けていた。ターミナルの葬官サイハテはある日勇者に倒された魔王様の葬送を任される。しかしそれは人間達から…

血濡れの死体が転がる深夜のコンテナターミナル。そこへ訪れたのは二人の男。 金髪の男は懐の拳銃を取り出して言った。

　ブックターミナル中野店。僕、小松朔が働くアルバイト先。そんなバイト先に、中学生のときに告白して振られたきり離れ離れになっていた幼馴染の春江陽葵がやって来た。 　僕はとうに陽葵…

《私》と《彼女》は数か月ぶりに、ターミナル駅構内のバーで会う。 バーの中には、どこから紛れ込んだのか一匹の猫がいた。 《私》と《彼女》はバーで過ごしたあと、それぞれの帰路につく。…

バイト先で知り合った北斗君は超ハイスペック、でも北斗君は五日間しかバイトにいなかった。 あかりは北斗君を探す冒険に出た。

　惑星間長距離輸送機パイロット通称『トラッカー』稼業の女性・スバルはいつもの様に輸送ターミナルコロニーから荷物を積んで出発しようとしたところ、小型コンテナの密閉不良の警告が出て確…

　ほしのゆ、という銭湯の煙突ってロケットの発射台みたい。そう思っていたら、地下には宇宙人がやってくるターミナルがあって、おばあちゃんは宇宙人から地球を守る基地の司令官だなんて。　…

　都内のターミナル駅近傍で、カフェのオーナー店長をする守谷従治は魔術師だった。彼は自身の店の業務の傍ら、オカルトと縁があるスタッフに囲まれつつ、魔術を使った副業をしていた。守谷の…

　カクヨムにて自身が公開している小説を、朗読劇動画としてyoutubeにて公開していきます。 　下書きプレビュー機能を利用した、非公開の企画書や参加演者への台本ターミナルとして…

　どこにでもいる中年サラリーマンの『私』は、目が覚めると古びた駅のホームにあるベンチに座っていた。 　自分がどうしてこんな駅にいるのか記憶がない『私』だったが、そんな彼の前に駅員…