「ショートショート お仕事」を含む小説

脱サラをして、お気に入りの町に念願だった古本屋を開いた店主。 祠の神様キュウと地域猫のぽん子に癒されつつ、店主は本の世界にトプンと頭のてっぺんからつま先まで浸る日々を送っている。…

これは主人公のウィンとハロのお仕事の話

手足が二つずつしか無く、心が一つしか「ボク」。そんなボクは、自分の仕事だけでなく、上司に押し付けられた仕事でキャパオーバーになった。──こんなん絶対終わらない。──こんなん絶対無…

新卒で不動産会社に就職した頼岡は、金払いの良さからこの業界を選んだ。営業成績は常にトップで順調な日々を送っていたが、ある日、高校時代の同級生・高梁から久しぶりの連絡が入る。高梁は…

どこかで誰かがやり取りするだけのショートショート

ある嵐の日。山奥の教会で偶然居合わせた男女の、特別な時間。特別な言葉…

あらゆるムリナンをナルハヤでゼンクリしてゆく究極のシゴデキ男。 そんな迅内に遅いかかるオモガケかつゼンミモな疑惑――。 はたしてシゴデキな迅内のユクスエやいかに……!? ※この…

ありそうでない世界でサラリーマンが呑んでいるだけの話

曽根宮くんはタダの会社員。 社会の厳しさに触れて日々お疲れの曽根宮くんは、疲れ切った体を引きずって、今日も会社に出勤するのだが。 どうやら、通勤の道すがらに気になるモノがあるよ…

「おはようございます」とあいさつすれば「こんばんは」と返ってくる。 「お疲れ様」とあいさつすると「元気野郎」と返ってくる。

あの店が「子」だらけになるまでのすべて――。 ※この小品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　https://tmykinoue.hatenablo…

「わたしを魔法使いの弟子にしてください！」 或る日の仕事終わり、珈琲を飲みながら空想に耽っていた僕の前に、突如として彼女は現れた。小学生だろうか。彼女は僕のことを魔法使いだと信じ…

星新一に憧れる、現職コピーライター。 「ショートショート」というストーリーで、出だしからオチまで約1分。 何かの合間にでも、一度読んで下さるとうれしいです。 一話完結のため、ど…

モノローグ演劇会ナゴヤ2024で上演した、5分の演劇作品を、掌編小説として公開することにしました。2056年、日本のカジノで"シゴト"をする女性の一人語りです。

「君の瞳に、乾杯！」 そんな歯の浮くような台詞を口にしたばかりに、本当に歯が浮いてきた男。 そうなると何もかもが文字どおりに起こるようになって……。 ※この小品はブログ【泣きな…

クロノヒョウ様の企画に参加させていただきます。 お題「夕方五時のリズム」 派遣社員のマリは定時で上がり、帰り道に川柳を作ることを習慣にしている。五七五のリズムが心を落ち着かせてく…

ビジネス街にほど近い場所にある、一軒のラーメン屋台。 味は平凡だが、気さくな店主を目当てにぽつりぽつりと客はやってくる。 意外なことに、店主は豊富なビジネス知識を備えており、仕事…

ある日、僕の家にワンダーリングがやってきた。 ワンダーリングは犬の気持ちが分かるという機械で、銀色の輪っかのような形をしている――でもなんか、調子がおかしいってオトナはみんな騒い…

賃貸管理会社で働く久住が部屋の写真を撮りに入った事故物件。幽霊が出たが怖くない。自分は消えたい人間だから。人付き合いが苦手な久住だが、幽霊とは話が進み……。