「キコリ」を含む小説

剣と魔法の世界に転生しても、何もなかった。 持っているのは自分が転生者であるという疎外感だけ。 逃げるようにやってきたのは防衛都市ニールゲン。 頼れる財産は斧１本。名乗った名前は…

「恋愛、自分には向いていないな・・・・」 誰かに「そんなことないよ！」と、お世辞のような否定を入れられそうな言葉を、6畳のアパートで呟く。 そんな、12月の寒い夜の日。 …

「某長い漢字名がついた症状」になって5年目になります。 「病気」と共存してから得たこと、失ったもの――――ちょっとばかり現実感あるエッセイを、ここに置きます。 読者の…

―———ありがとう10代。 私に沢山の嬉しさと、楽しさと、悲しさを教えてくれて。 ―———こんにちは20代。 これから、私はどんなことを感じるのだろうか。 ちょっとした…

自律神経失調症になった。 ずっと時間は前向きに動いているし、周囲の人間も幸せそう。 だけど、僕だけが自分だけの世界にい続けている。 そんな生活が続いて、僕は一体どうすればい…

「髪を切ってくれませんか！　今日はもう、バッサリと・・・・そうそう、そんな感じです！」 美容師として都心で働く「僕」は、ある日、綺麗な黒髪ロングのお客様と出会った。 「いいん…

「あのさ、今度どこかでお祝いでもさせてよ。」 20の誕生日を迎えた大学生「私」は、ある日突然、高校時代の友人「N」から連絡がきた。 「進学先？　それは予想してみなよ。」…

「あの、よければ家まで送りましょうか？」 「—―—え？」 ―—―ある日、目の前で最終電車を逃した俺に声をかけてくれたのは、仕事終わりのタクシーの運転手だった。 …

時は現代。 世界は魔法に掛かったように変化し、僕達は「ニューノーマル」なんて呼ばれる日々を過ごしている。 そんな日常でも、人々は出会いと別れを繰り返していく。 それは、僕も…

大学に入学し、俺は初めて自分から人を好きになった。 それは、毎週月曜日の一限だけ授業が同じ、加藤さん。 冷静で真面目で、なんでもそつなくこなす彼女は、きっと恋愛も受け入れ…

「この先、生きてても悲しいだけだ。」 彼女に浮気され、第一希望の大学が不合格。そして余命半年を言い渡された僕は、お先真っ暗――― ―――になる予定だった。 「黒川…

「恋は絶対にしない。」 そんな思いを抱えて大学に入学し、僕は彼女に出会った。 ―――これは、「友人A」の僕達が過ごした、少し変わった物語。 🌳🌳🌳 「助けての言…

今年の春に、一時間で制作したものです🌳 春の時期に書いたので、テーマは「春、桜、本」になっています。 １話完結なので、ぜひ読んでみてください👐

人間は、「本能」と「理性」を持っている。 ―――今やりたいことに素直な「本能」。 ―――そして、周りの状況や置かれている環境から考える「理性」。 そんな”２つの思考”は、今日も…

君に初めて会ったのは、あの夏の夜だった。 元気で明るく活動的。みんなから慕われていて、友人・後輩・先輩・先生とも仲が良い。 …一瞬でも、君をそれ以外で見たことはなかった。 ――…

東京の雑踏が辛くなったから、山梨県でキコリを始めた！そしたらゾンビ出た！！

「ぼく」は「ぼく」だ。 この世界にたった１人しか存在しない。 だから覚えておいてね。「ぼく」という存在を。 🌳🌳🌳 キコリ初投稿となる、「童話」シリーズです。 自身が小学…

「映画一緒に観に行かないっすか？」 アイツと私には、なんの関係もなかった。 ただのクラスメイトという関係。家の方向が同じだけの関係。 ―――これからもそういう関係だと思ってい…

お守りは、持っているだけで不思議な力が沸いてきそう！ だから、どうしても欲しいんだ・・・ 🌳キコリの短編シリーズ２作目のテーマは「お守り」。 🌳読み切りサイズです。 🌳応援…

僕は料理店を営む両親の息子として生まれた。 夢は、とびきり美味しい茶碗蒸しを作ること＿＿＿。 🌳キコリの初投稿作品となる短編小説「茶碗蒸し」。 🌳読み切りサイズの物語です。 🌳…