「カーネーション 母の日」を含む小説

拝啓 母の日いかがお過ごしでしょうか。 あなたのカーネーションになれたら幸いです。 敬具

六歳の息子がいる「俺」は不安だった。

その劇場には幽霊がでる。 小さな男の子の幽霊が。 母の日に、亡くなったお母さんには白いカーネーションを贈るけど、亡くなった子供から贈られるカーネーションの色は何色だろう？ そ…

かつて養護施設にいた頃、年に何度か短期里親でお世話になっていたご家庭の母親。 確かに、愛情深き慈母でした。 しかしながら、問題点だってないわけじゃなかった。 その方はもう亡くな…

麗らかな春の日差しが降り注ぐ、雨上がりのなんて事のない日。 青年Kは赤いカーネーションの束と、大切な人の記憶を持って坂道を歩んで行く。 これはちょっとの悲しみと、ちょっとの不思議…

ある母の日のこと、『私』は母にサプライズをしようとする。 カーネーションを買って、朝食のあとに渡そうというのだ。 朝食は自分と母が好きな、フレンチトースト。 だが、『私』はカーネ…

今日は母の日 俺は毎年ピンクのカーネーションと俺が作ったけーき それと、ちょいとしたプレゼントを自賛して行くのを慣習としている

貴方が両手•両足・首・胸の中・頭の中に持てない錘を持って1人山形に帰って二年が経った。 その間も私達は時々時間を見つけては連絡をとり、たまに電話をしながら重いとても重い錘を軽く…

学校からの脱走、授業への無関心、課題の未提出、教師からの指導無視を繰り返す問題児の少年、宍戸斗真と正義を尊び、患者を正しい道に導こうとする精神科医の男、佐々木の16年間の診察風景…

ふと、カーネーションが目に付いた、母の日をイメージして書いたちょっと不思議な掌編です。 作者には珍しくほっこり系。

【ЯGW】リレー小説2作目。 　本作は、木沢俊二氏の自主企画【RGW】リレー小説を書こう！ 　https://kakuyomu.jp/user_events/117735405…

　とある研究所で主任科学者として日々奮闘する女性科学者。 　だが、「母の日」にプレゼントを母に贈った日から、研究所の中で奇妙な出来事が起こり始める。 　そして、次の年の「母の日」…