「お魚」を含む小説

ほどよく酔いが回って機嫌がいい俺の周りに浮かぶ、魚の骨。 ついさっき食べたタイのかぶと煮が目の前に現れる。 お題で執筆!! 短編創作フェス参加作品です。 夢月七海様　同題…

お兄ちゃん大好きっ子なルシウス君は14歳。 おうちは魔法の大家でルシウス君も魔法剣士だった。 可愛い弟くんが兄を慕う姿に周りはほっこりしていたが、お兄ちゃん中心に世界を回してい…

神隠しにあって異世界へと彷徨い込み、お魚妖魔に食べられそうになったあたしは、月の女神のように美しい膝下丈セーラー服の少女、月華に助けられた。 月華にある契約を求められて、あたしは…

俺は日本人のほとんどが知っていだろう、いわゆる浦島太郎だ。 今は故合って、現代日本の生活に溶け込んでいる。 そして今日も、いつもと変わることなく学校へと通うのだった。 人気者の俺…

きれいに魚を食べた娘を見て、その子の成長を感じた話。

近頃、弁当で骨抜きの魚をよく見かけます。 おそらく、 魚をほぐすのを面倒ぐささを省くためでしょう しかし、 その影響から魚をほぐして 食べられない人が増えていると耳にします。 本…

我が家には定番のおやつがありました。

「お題で執筆！！短編創作フェス」、お題「骨」より。 未利用魚食の研究開発、商品化を行う会社の社長をしている佐藤文彦は、入ってきた新入社員の研修をしていた。

給食の時間に刺さった魚の骨……。

金欠大学生の俺は動画サイトで視力が悪い人限定の不思議なアルバイトの広告を見つけ、応募する。 裸眼で魚の観察日誌をつけるだけで一万円ももらえるあり得ないほど簡単なアルバイト。 そこ…

　海なし県の山奥にある田舎村出身の女子大生カナカは、村長である中年男性と結婚することを自慢して回っている、ちょっと変わった女の子だった。 　ある時、彼女はハルアキというパリピが飲…

新企画　第1回「短歌の秋」参加作品。誰よりも苦労し、頭を悩ませて描きました！（という自負があります） 短編ですのであらすじはありません。・・・が、この短歌には秘密があります。その…

新企画　第1回「短歌の秋」参加作品。誰よりも苦労し、頭を悩ませて描きました！（という自負があります） 短編ですのであらすじはありません。・・・が、この短歌には秘密があります。その…

旧江戸川の風景。チャプンッとお魚さん。そして、もぐったり、羽ばたいたりの鳥さんたち。

『第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　短歌　一首部門』参加作品。 短編ですのであらすじはありません。・・・が、この短歌には秘密があります。その秘密、隠された謎の解説、謎解きもして…

令和５年間に起きた事件を、各年４首、計二十連の短歌にしました。 綺麗な言葉・語感よりも、ややテクニカルな方向の短歌が多めです。 短歌ですので季語は要らないのですが、可能な範囲で入…

目が覚めたらそこは、たった一人の水族館。ガラスの水槽に手を触れて、とぷんと潜ってお魚たちと泳ぐ、そんな素敵な世界。あなたも一緒に泳ぎませんか？

とある、商社の人。水族館で売るもんを相談される、でもデザイン担当でもなければデザイン会社でもないのに何故かそれが採用されて受けるというだけのフィクション。

翼人族ハルピュイアのアルルは孤児院育ち。ある日、宅配便が王都でも広まっているのを見て、空を飛んで宅配便をしようと考えつく。領地のデザート、新鮮なお魚、ちょっとした手紙、次々とお仕…

ある日、僕の父を訪ねて一人の女性が寺までやって来る。 僕と彼女は夏の短い期間に何度か会って話をした。 そして、僕は黒い魚の群れを見た。 全四話構成。