縦横無尽短歌3『六のしょうめい』『ろっこう』『とてもあかるいです』

武藤勇城

星と秋 翔・綾・美穂・逢子君 亀・鵜・トドら居り 生き得るアル

ほしあき

  しょうあや美穂みほ

    逢子君あうこくん

 かめ・トドら

   るアル


【解説】潮騒。大自然。満天の秋の星空。ここは無人島。漂着した四人の日本人達。食べられそうな数種類の動物の群れ。どうにか捕食して生き残れるか!? 四本足なら机以外、何でも食べるというチャイニーズを見習うアル! そんな「いとをかし」趣のある(?)無人島でのサバイバル風景を詠みました。


【秘密】この短歌には、秘密があります。そう、作品タイトルにある謎の文言です。『六のしょうめい』とは一体何でしょうか?「証明? 症名? 照明?」はい、最後が正解です。この短歌には、『照明』に関する六つの秘密が隠れているのです。その秘密とは何か、紐解いて行きましょう。まず、この短歌を全て平仮名に変えます。そうして並べてみましょう。(以下)


ほしとあき

しょうあやみほ

あうこくん

かめうとどらお

りいきうるある


 この平仮名にした短歌を、縦読みしてみると・・・もうお分かりですね!?「星明り」と「照明」と「投光機」と「アア(ー)ク灯」と「キヤ(ャ)ンドル」と「ミラア(ー)ホ(ボ)オ(ー)ル」という、六つの照明の名前が隠れていたのです! いとをかし!


 今回は以上です。楽しんで頂けたら幸いです。

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