「えび」を含む小説

noteからの転載(2020年作)、及び改題・改稿(原題:三題噺「満月」「拾う」「ロボット」)

ある「怪異」に関するお話

◆登場人物 髭宮　（ひげみや）　　　　刑事 小早川　（こばやかわ）　　刑事 雷々亭　是雄（らいらいてい・ぜおす）　　司祭　妻帯者 和沢井　葉虎（わざわい・はとら）　　シスター…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部一首部門への応募作品です。

婚活相手が人のえび天一本を勝手に食べたから、代わりに相手の腕を一本もぎ取る本物の婚活猛者のハートフルなお話です。

虹鷹の雨と白星の光で守られる地。 大地を駆け抜ける草原の民たちは、その勢力を広めていた。 そんな頃。とある東の村で、名前のない少年は物心の付く前から生き餌人《いきえびと》として生…

「俺たちの人生はいつも北北西」と言ったのは、かの有名なスコピン・カバスチャン博士ですが、私は忍者の末裔ではありません。 さて、来週のおじいちゃんは？ 「えびぞうです。フンドシ付け…

夢も希望もないがWiFiだけを頼りに生きている海老名(えびな)は、今終(らいせ)と二〇二一年以降『インキュバスの執行』と名付けて高校生活を送っていた。 二◯二四年三月で全てが終わ…

宗教二世の病み系少女 × 歌で救いたいシンガーお姉さん 訴えかけるような曲を得意とするシンガー 海老名　真依《えびな　まよ》。19歳。通称エビマヨ。 エビマヨは、街頭で宗…

シャカシャカシャカ 　目の前の緑の苔を少しずつ食べる。 　俺は茶色い沼エビ。名前はない。 　いつもの食事は、緑色の苔だ。岩に張り付いて、シャカシャカと緑の苔を食べるのが日常だっ…

生まれた時はみんな雄。成人するとみんな雌。それが自然の摂理。人類の仕組みはタラバエビ。そういう世界の物語。

　気がつくと俺は、真っ暗な洞窟の中にいた…。 　どこまでも果てしない暗闇が続く、無明の闇の世界だった…。 　辺りを見回すと洞窟の所々には地面から蝋燭が立ち、岩壁には火の灯ったラ…

音楽好きの「俺」と「彼女」が人生の中で一瞬だけ交わる。 その時、「彼女」が「俺」に作ったものとは。

最近彼女と別れた男が蝶を捕まえた話です。

押し入れに隠れていた小学生の海老沢 伝(えびさわ つとむ)は、母に引っ張り出され、顔に負った傷について問い詰められる。けれど、それには海老沢家につたわるしきたりが関係していて、答…

前世の記憶が残るままエラとして転生した恵。 目覚めると赤子になっていた。 まさかそんなファンタジーが自分の身に起こるとは思わず必死に魔法を使えないかとやってみるが何も起こらない。…

5000PV　ありがとうございます。 ゲーオタ高校生、蛯名蓮人は、いつの間にか、JKと仲良くなってた。嬉しいはずなのに、喜べない。理由は、あまりに自由すぎる、ノリでもって、攻め…

お部屋に顔の良い女が来て焼け野が原がひとつ出来る話。

こんにちは。みんなのアイドル英子（えいこ）が今日もファンサービスであんなこととか赤裸々にやっちゃいます♪ ちょっと美伊南（びいな）ちゃん、変な嘘をつかないで下さい！ ええー、…