いつのまにやらパフェ

沢山そらい

1話 始まりなんてない!

「まだ、材料足りないよー」


「・・そうか?」


「もう一回作って」


「・・・・」


「どしたのー?」


「いや・・なんか、おかしくないか?」


俺は、蓮人。今、学校で料理を、作ってあげてる、相手は、浦西ももる。クラスメイト。


「え、何が?」


「・・なんで、俺が作る一方で、ももるが、味見係なんだよ?」


「それは、蓮人君が、どうしてもって頼むから・・」


「頼んてない!一言も!俺が言ったのは、バイト始める、ってことだけ!」


「あれ、そうだっけ?」

いつもこうだ、彼女のノリ、というのか?ついて行けないところ。


「そうだよ!しかも、俺がやるのは、コンビニのバイトだぞ!料理は関係ない!」


「えー。関係ある。ってことでダメ―?」


なんだその理屈は?もう無茶苦茶だ。とにかく、もう今日は帰るっ!じゃないと、キリがないから!

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