「あだ名 短編」を含む小説

【あらすじ】 "誰か、助けて---" 主人公:稲荷　衛（いなり　まもる）はあだ名が『お稲荷さん』のいたって普通の大学生。今日も何となく物思いに耽りつつ、何とな〜く雨空を見上げな…

不在がちな両親に代わり、体の弱い弟の世話をしてついたあだ名が『おかあさん』の私。やっと弟が独り立ちしたと思ったら、いきなり異世界に召喚！？聖女だから勇者の呪いを解けだなんていわれ…

聖地学園2年になった三つ子。 入学当初こそ黄色い声援が飛び交っていたが今ではただの残念イケメンに。 長男　早坂　硬 とにかく真面目がすぎる。生徒会の風紀委員に入っており、スカート…

幼馴染の美奈子は笑わない。「アンドロイド」のあだ名で呼ばれる彼女は、何故笑わないのか――

磯の匂いが香る小さな漁村に、一人の青年が住んでいた。 彼は普通の人とは明らかに異なる「ある特徴」を持っていた。 女性の不義を暴けてしまう『白き一角獣の角』を……。 注意：この作…

「カミナリ女」 渚ヒカリは正し過ぎるゆえにそう呼ばれ、疎まれてきた。彼女は生き方を変えることはできないが、誰かに嫌われ続けることにも耐えられない。 彼女は高校で副生徒会長となり「…

とある辺境伯家に、シャーロッタという一人の見た目もうるわしい令嬢がいた。 十六歳で亡き父の後を継いで辺境伯となった彼女のもとには引っ切り無しに婚約者候補たちが押し寄せるらしい。 …

『月狩りの森』とあだ名される深い森。そこには化け物が住んでおり、人間をおびき寄せては命を喰らうという。 そんな森に迷い込んだ少女に、精霊が恋をした。 それはきっと叶わない恋。月…

世界的調査会社BLENDに、悪名名高い民間軍事会社の元兵士が入社することに。 BLEND社で働くニムは、この元兵士と友人になるよう社長命令を受けてしまう。 不名誉な「白アスパラガ…

陸上部の小日向小夏は部活をサボる常習犯。ある日、部活をサボって教室に戻ると、あなたが一人で教室に残っていた。ひょんなきっかけからサボり同盟を結ぶこととなり、教室や保健室、帰り道な…

当作『舌先三寸に覚えあり　〜おヌル様は異界人。美味しいお菓子のプロ技キラめく甘々生活』に出てくる、登場人物たちが繰り広げるサイドストーリー。 他の作品とのコラボ、企画、季節物、特…

何度も何度もリヒト第一王子に歯向かっていたルヴィン侯爵は、いつからか悪役侯爵というあだ名をつけられ王宮から目をつけられてしまう。しかし貴族家の者たちの中にはそんなルヴィンに味方を…

「世界崩壊危機から十年」 　そんな話が朝礼であった。十年前、世界は未曾有の蝗害に襲われ、世界中の国々が食糧危機に見舞われた。 　そんな危機を救ったのが、ＧＭフード（ジェネティカリ…

隕石の衝突によって大規模な損害を受けた地球。 吹き上げられた全ては成層圏から太陽の光を遮り、舞い落ちる雪と塵はレーダーの類を無用の長物へと変えてしまった。 予期せぬ災厄から生き残…

高校入学とともについたあだ名は『リーダー』。 それ以来、私のキャラクターはしっかり作られてしまった。 本来の自分とは違う自分で過ごす高校生活。 不満を感じるほどではないが、どこか…

私の母はピンクが好きだった。 ブラウスやワンピース、水筒もバッグもハンカチもピンク。 だから私のあだ名は「フラミン子」、略してフラ子だ。

　秋月史郎が暮らすアパートに尼子冴絵という少女が引っ越してきた。短い会話をしただけで史郎は尼子の声色に恋してしまった。 だが尼子は史郎が同じクラスの高校生だと知るととたんに…

冷酷騎士というあだ名がついた男の、過去の話。 少女と出会い約束をした男はどう変わっていたのだろうか？

【おかげさまでPV6000突破！】 平安時代初期、小野篁（おののたかむら）という男がいた。 ひどく変わり者であり、野狂（やきょう）などというあだ名で呼ばれたりしていた。 昼は朝廷…

誰かに言われるまでもなく、上る階段の先は大人になった自分が待っている。中途半端に上ってきてしまった今は、振り返ることはできるけれど、戻ることはできない。だから思い出はいつも苛烈で…