「#共感覚 ＃短編」を含む小説

第三回あたらよ文学賞応募作品（一次選考通過）「カラーズ」ほか、短編小説「不滅の色」、中編小説「銀色の夢」を順次掲載予定。 とある世界で文字を見ると色が浮かぶ共感覚の種がいて、彼ら…

幼稚園児の頃の恋愛の話です。一部脚色を含みます。 ・カトリック系の幼稚園に通っておりました ・声に色がついて見える共感覚持ち ・聴覚過敏で物音が苦手でした 上記の3点を前提と…

滅びゆく世界で、共感覚のピアニストは魔女を救えるか？ 「花を知らぬ魔女に焦がれる」続編。 ※前作を知らなくても読めます。前作が気になった方は、こちら(↓)をお読み下さい。 ht…

　声を失った天才心理学者が出会ったのは、音を「味」で感じる謎めいたサックス奏者だった。 　二年前の事件で言語能力を奪われた信楽可憐。しかし彼女は代償として、人間を超越した聴覚と…

　痛みを感じない――それは祝福か、それとも呪いか。 　先天性無痛症を患う水月静は、北アルプス山岳救助隊の天才レスキュー隊員。痛みという警報システムを持たない彼女の身体は、どんな…

共感覚を持つ少女・アサヒは、世界のノイズに疲れ、唯一の避難所として音楽にすがっていた。 ある日、彼女はバイト先の研究所で、破損した音源の中から亡き天才ピアニストの“未発表ソナタ”…

彼女は、音に色を感じる共感覚の持ち主。 ある日、動画投稿サイトで独特な美しい色彩の音楽に出会う。 その作曲者の曲は、どれも美しく彩られていた。 そして、大学でたまたま同じよう…

神経発達症と共感覚を持つ青年ケイが、自分の認知世界を正確に表現するために人工言語を創造する。彼がその言語を日常的に使用していくにつれて意識が変容し、徐々に重ね合わされた世界を認識…

音が色で見える共感覚を持った主人公はある日、動画サイトで薔薇色の歌声に出会う。 けれどその歌声の持ち主はもう一年も新しい動画をアップしていない。

絵を描くことが好きなのに自信が持てない、女子高生の美穂。 特に、色彩感覚の独創性のなさに悩んでいた。 放課後、行き詰まった美穂は、気晴らしにスケッチに行く。 その途中の旧校舎の…

花開く数。詩をうたう絵。風景を映す調べ。共感覚に関する短編

十人の大学生が集まって、百物語をすることになった。その最後の1%がここに文字として記されている。

2024年、世界から色が消えた。 原因不明。すべてが白黒の世界だ。 年老いた音楽家アリアは、音楽で色彩の記憶を表現し、人々に希望を与える。 アリアの奏でるピアノは共感覚で色を感じ…

〝見代　愛彩（みしろ　あや）〟は「人の感情が色で見える」という〝共感覚〟の持ち主。 　世の中は、それはまあ、複雑で。 　人それぞれ、文字通り色々な感情を抱えていて。 　ただ見て…

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…

少女の「能力」が引き起こしたさまざまな不幸と、その末路。

※ネタバレ注意 キャラクター設定 鳥府千代子（とりふ　ちよこ）・・高校1年生の15歳。誕生日は2月14日。他人の嘘をチョコレートの味として感じる共感覚能力者。父は失踪、母は心を…

シルフィーヌ・ド・ラベンタリアは人の想いが花に見える。 帝国の晩餐会で知り合った北方貴族の青年の背には、敵意・殺意・怒りの花が咲き誇っていた。 シルフィは声をかけて事情を聴く。ま…

私の元に何の前触れもなく現れた元教え子の彼。私の傷を見て彼は激昂する。