「聞こえない」を含む小説

人を好きになるのに、正しい理由なんてない。 顔がいいから、お金持ちだから、皆に人気があるから・・・ 人を好きになる理由なんて、どれも明確にしたら純粋には聞こえない。 それに、理由…

深夜庭から聞こえてきた笛の音の主を探しに清太が庭へ行くと、そこには大層な名前を持つ蛙が一匹いた。蛙は一晩の宿のお礼にと幾つかの旅の話を清太に聞かせ始めた。旅する蛙と小さな田舎町か…

深夜のN分小説執筆にて書かせてもらった１４０字の物語。 毎週土曜日の２２時に課題が示され、そこから制限時間内で物語をつくります。 その課題となるのは三つの単語。一つでも、二つでも…

目を閉じたら瞼の裏に変なモヤモヤが見えますよね。あれが、僕が勝手にイメージする、見える音です。

ある日、ガチムチのおっさんこと主人公が目を覚ますといつも耳に入る筈のベットの軋みが聞こえない、姿見を見るとそこには白髪の美少女が....更に男の頃の身体能力はそのままで性別が変わ…

放課後―誰も居ない学校。 紅く染まる景色撮るには最高のシチュエーションだ。 写真を撮るために居残りをしていた彼は突然、誰も居ない教室から音が聞こえた。音のする教室へ歩き出した彼は…

聴覚過敏の少女.円(まどか)は、その障害のせいでクラスメイトからも、母親からもいじめられている。聴覚障害のOL.縁(ゆかり)は、先天性ろう者ならではの苦労や不便さを、同僚達にも両…

埋葬されている場所というのは、特に土葬なら、何かありそうな気がするのです。そんな所から、笑い声が聞こえてきたら、なんだかビクッとしませんか？　聞こえてくるのは水曜日、それも晴れた…

地下から聞こえる不審な声。 いつから聞こえ始めたかもわからないその声は今日も聞こえてくる……。

登場するのは、のぶくんとサエちゃんの兄妹です。のぶくんの名前は信介（のぶすけ）、大人になってからは信介（しんすけ）と名乗るようになります。サエちゃんの名前は久恵（ひさえ）、舌足ら…

いちが見た！　ほのぼの日常。 おねがい： 『　　』の中は、いち（分類学上、猫）の言葉を翻訳したものです。 人間には猫語は所詮、にゃーだのみゃあだのとしか聞こえません。 読者様…

部活の時間が残り30分というところで、雷が聞こえてきた。雨はまだ降っていない。テニス部では、ようやく一年にコート練習の番が回ってきたのに、もう片付けろと指示が出る。 自主企画『…

「私のお家」から抜粋 https://kakuyomu.jp/works/1177354054886395909 猫浪漫さんの自主企画参加のため 抜粋してみました。 私は見えま…

高校生になり、クラスメイトとろくに会話できないチキンな少年、狭山春樹は屋上で自分の声が誰にも聞こえなくなるという思春期症候群にかかった先輩、橋本真琴と出会った。 声を失った先輩…

　ジョン・エドワーズは朝一番の冷たい水で顔を洗う事が日課の男だった。 　その日の朝も朝一番の冷たい、まだ眠りたいと愚図る瞼を一瞬で聞き分けが良くなる冷たい水で顔を洗い朝の身支度を…

幼馴染みの男の子に会いにきた女性が、男の子の声を聞き、自分の想いをつぶやく物語。 「懐かしい声が聞こえた」で始まり、「もう遅すぎた」で終わる物語。 https://shinda…

正義のヒーローみたいだね、と言われる神郷琴音は、 ある日、自分しか見えない白いペンキと 自分にしか聞こえない宇宙人の声に対峙することになる…… 電撃文庫『青ブタ』アニメ化記念・…

合理性と差別の狭間を。当初は一話だけのつもりだったのですが、なんとなく続けています。なかばネタ帳ですが、ご覧いただければ幸いです。 *この作品はフィクションです。実在の人物や団…

　ある寝苦しい夏の夜だった。 　眠れずにスマートフォンを操作していると見た事が無い番号から電話がかかって来た、青年は取引先の人が番号でも替えたのかと思って何も考えずに出ると、聞…

それじゃあ皆さんご一緒に？ ＼どかちゃーん！／ まだまだー、聞こえないぞー！ ＼どかちゃーーん！！／ 声が揃ってないよー！ ＼どかちゃーーーん！！！／