「短編と掌編」を含む小説

隣町で発生した殺人。うわさでは血がなくなっていたという。 彼女は急遽設置された監視カメラに怪しい虫を見る。 何かに突き動かされるように現場に行くが……。 ＊「小説家になろう」に…

片想い中の一宮小糸は、片想いの相手である鹿野が女の子に告白されたことを知ってしまう。 鹿野とのメッセージを見返しているうちに、間違えて通話ボタンを押してしまい――。 果たして、小…

ここは最先端の雑貨屋。人類の英知を取り揃えてございます。お望みとあれば、もちろん商品説明もさせていただきます。

　僕は薄く湯気の立ちのぼるカップを取り、一口啜る。遥はフォークの先でミルフィーユのぱりっとした表面を撫で、話し始めた。 「ねぇ、人間って、ミルフィーユに似てると思わない？」 　何…

マリコは長い髪をゆるく結い上げて、ウェリントンをかけている。眼鏡のレンズが、青みがかっている。

友達の美知留と登校途中、麻紀はひょんなことから、見守りボランティアの男性の視線を不気味に感じてしまうようになるが――。 『「５分で読書」短編小説コンテスト：通学路、振り返ると…

寡黙な先輩、生意気な後輩、素直になれないクラスメイト、いつだって全力な学生たちのお話。 高校生しばりの掌編です。 お好きな二人を見つけてください。 ※不定期で更新するかも？しれ…

これはわたしが大学生だった頃のお話。駅前で配られているティッシュを受け取ったわたしは、そこに入っている見慣れない広告に心を惹かれてしまいました。

ここは時代遅れの鍛冶屋。選り取り見取り、よってらっしゃいみてらっしゃい。親切な解説付きと来た。

たった1000字で終わる掌編です。Pixivの個人企画で優勝した作品となっております！ シュークリームを育てる趣味を持った人の話です。

掌にも満たない指先ほどの短い、変な話ばかりを雑多に放り込んでいる箱。各話の繋がりは一応ないので、どれから摘まんでも大丈夫です。※ブログにも一部同じもの上げています。

ジャンルごちゃまぜ短編集。数字は文字数。

仕事からの帰宅途中、私をつける足音がした。 ストーカーだと思い正体を確認するためにコンビニで待ち伏せする。 なぜ私をつけるのか彼に問いただすと……。

執筆した短編小説やショートショート、掌編小説を随時追加していきます。

　この世の不幸を知らない酔漢は、投げ捨てて割れた酒壺の声を聞いて、死の存在とその恐ろしさを知った。すると、男はいつか死ぬならば、なおのこと現世を楽しもうと決意する。壺の声の正体は…