「帰り道」を含む小説

『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Championship～』、6日目のお題に挑戦した作品です。名もない誰かの『帰り道』の3分間。

文化祭の準備期間、いつもの放課後 SAN値c入ります

コンビニのバイトでいつものように失敗し、こっぴどく叱られ、しょんぼりと家路へ向かう帰り道。無力感と疲労から、ふらっ歩道に出てしまい死んだ“僕”。 予定調和の如く異世界へ飛ばされ…

「三分百円。三分百円だよー」 　会社の飲み会の帰り道、路上に響く謎めいた言葉が気になり、近藤《こんどう》は思わず振り向いた。 　閉じられたシャッターの前に座りこむ、みすぼらしい…

「お兄さん、一緒に遊んでくれませんか？」 ある日突然声を掛けてきた顔の見えない小学生くらいの子 一、一週間毎日ここに来る事 二、時間は午後五時から七時の間 三、彼についての質…

行き帰りは学校指定の合羽を着ること。 必ず決められた通学路を帰ること。 怪しい不審者がいたら引き返すこと。 追いかけられたら後ろは振り向かず逃げること。 晴れた日とあまり変わら…

　毎日同じ道を通るけれど行きより帰り道が好き。 　それも金曜日の。 　変わらない道でもそれが案外変化を気づかせてくれる要素なのかもしれない。 　そんなちょっとした時間をまとめた作…

私立冷泉学院高校の女王、生徒会長細川真理愛。 眉目秀麗な彼女は両親の権力を笠に着て、高校を改革する。 廃部を宣告された美術部にいた中山ダヴィッド定嗣は、同じく廃部を宣告された新聞…

転勤族の夫について、妻の私と娘の陽菜も引っ越した。 しかし、転園初日に陽菜は同じクラスの男の子、健太くんとけんかしてしまう。そんな陽菜を見て、私は引っ越した事が本当によかったのか…

　いつもの学校。 　いつもの友人。 　いつもの帰り道。 　あなたがいるだけで僕の世界は色づくの。 　だから、ちょっかいかけちゃって、ごめんなさい。 　それを怒っても、い…

その三人はいつも一緒だった。それはその中の二人が付き合っても変わらない。 いつもの帰り道。珍しく三人の中で一人欠けた時にかわされた、他愛のない会話が始まった。

深窓令嬢女子大の帰り道。 同級生に、ナンパされちゃって、居酒屋に誘われて、 あれこれぶちまけて、 さあ、お持ち帰り。 っていう、シンプルな百合です。 あと、意地悪です。

異世界転移をしたけれど帰ってこようと思います。 「切り札はフクロウ」に吸い寄せられてきちゃいました。お邪魔致します。

昔から身体が弱かった高校生、けどある日、異変に気付いた。 もうすぐ、『死ぬ』という異変に。 そして、彼女に別れを告げた。 その帰り道、彼女が車に轢かれそうになった。そを助け死んで…

行方不明の兄を探す自称・普通の女子高生である律華は、ある日の帰り道、行き倒れている訳あり少年キリを拾う。大切な存在を取り戻すため、共に協力して事件を追いかけ始めた二人は、やがて大…

日常が変わる人　このままでいいのか？ 自分は正しいのか　それとも・・・ 帰り道、立ち寄ったラーメン屋、それがこのゲームの始まりだった

仕事からの帰り道。僕は、雨に濡れ打ちひしがれている女神様を拾った。拾ってくれたお礼に異世界に連れて行ってくれると女神は言う。連れて行ってくれるだけじゃない。その世界ではリアルとは…

僕はあの日、高校受験が終わり全寮制高校・大学が受けられる所に春から通うと思っていた。その次の日、合格発表があったので行ったら合格表に合格番号が書かれていた。「0842」と記載され…

学校からの帰り道、交差点にさしかかった少年は、横断歩道を渡っている途中で影の世界に迷いこんでしまう。空は真っ黒、地面は真っ白、人々は黒い影で顔もわからない。そんなありふれた迷子の…

笹山翔はちょっと魔法が使えるだけの日本の大学に通う、孤高気取りで明るいボッチの18歳。 彼は大学の帰り道に何故か知らない森に飛ばされそこが異世界だと気付く。 魔法で異世界無双…