転生?えっ人間じゃない無いの?
流星群
プロローグ
「ねぇ、返事してよ。…なんで言ってくれなかったの」
「…」
「ねぇ、起きてよ」
泣きながら、彼女は僕を抱えている
あぁ~僕死ぬのかな~。ごめんね、花蓮嘘ついて。けど最後に花蓮に会えて良かった。そう、思いながら目覚めない眠りについた。
僕は、小さい頃から身体が弱かった。病院に行っても病気の原因は分からないと言われ色々な病院をまわった。けど、何処の病院に行っても、その原因は分からなかった。
そんな僕を怖いと思った母親は僕を施設に入れどっかに消えていった。
けど、僕はそれを当たり前だと思っている。原因が無いのに身体が弱く直ぐに病気にかかってしまう」そんな子供怖いに決まっている!!
けど、そんな僕にも友達はいた。学校に入ってからの友達、名前は 江崎 花蓮と言う。その子は僕の事を怖く無いと言ってくれたとても親切で優しい子だ。
そして、僕は花蓮さんの事が好きになっていった。
そして、告白した。『好き』って事を。そして、花蓮さんも好きって言ってくれた。とても嬉しかった。
その日から身体の事をあまり気にしなくなっていった。そして、花蓮さんと同じ高校にも行けるようになった。
しかし、あまかった。そんなの気にしないだけで治ったわけでは無いことを僕は知っていた。そんな事知っていた。けど僕は学校にいる時間がとても幸せだった。
可憐さんと一緒にいれるし、とても暖かくて楽しい一生の時間と感じれた。
けど、幸せな時間はそんなに続かなかった。病気にかかってしまったからだ。
いつ死ぬかも分からない恐怖、
死んだら人ってどうなるのと言う恐怖 、
もう、花蓮さんと会えないって言う恐怖、
そんな恐怖との戦いがこの日から始まった。
そして、僕は医師に告げられた。
『もうあまり生きれない』と言う事を
絶望し絶望し絶望した。
けれど、結果は変わらない。
だから、僕は選んだ。生きれる間だけは学校に通うと。
結構無理したけど、また花蓮さんと会えると言う事が嬉しかった。
それから、半年程たった。
僕が死んでしまったら、花蓮さんも死のうと考えるかも知れない。だから僕は考えた。別れて、引っ越しという事にして『死のうと』。僕は花蓮さんに『別れよう』と告げたのだ。
今僕は花蓮さんの涙を見ている。けどどうする事も出来ない!!
その後、花蓮さんにビンタされ花蓮さんはどっかに走って行ってしまった。
そして、僕はその場で泣いた。泣いて泣いて泣いて泣きまくった。
何時間たっただろうか、もう日が暮れてきていた。
正直、自分は最低だと思うけれど、スッキリした。別れられた事に。
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『転生?えっ人間じゃ無いの?』
を読んで下さり有難うございます。小説書くの初めてで分かりにくいところも有ると思い出すがどうぞ宜しくお願いします。
それから、コメントやアドバイス、直したらいい所などありましたら、気軽に連絡して下さい
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