時が終わるころに

面堂フライ

第1話見えてるもの

 今日の夜はとても寒い、私は仕事帰りだ。

仕事はとある企業の商品説明をしてるだけの仕事、楽しい仕事ではない、人に説明する大変さがよくわかる仕事だ。自分の年齢は今年でいくつだ・・ふと思うことがある、 人間が生活するための仕事、世の中楽には生きていけない、そんな人間が変わる時が来るのだろうか未来はどうなるのか、私にはわからい。

そう、この季節こんなに寒いだろう、まだ11月だ、え?11月は寒い季節だ?

誰がそんなことを決めたのか 見えてれるものがすべてではない、私そう言える

今夜、つまり11月の季節の夜、私は仕事帰りに電車に乗って思ってた、仕事は疲れた、でもこれで生活できると思えばするしかない、自宅の最寄り駅より一つ前の駅に電車は着いた、私は一人になりたかった、この寒い夜に一人になりたっか、最寄り駅の一つ前に駅で私は降りることにした。 この駅の近くには広い緑色が濃いい公園がある。そこで寒い夜、歩こうとした。駅の改札を出て町の明かりがいつもよりまぶしく見える。気のせいか? この町はそこまで大きくない、駅前に中規模スーパーがあって小さな商店街がある。中規模スーパーに小さい商店街が勝てるわけもなく半分の店は閉まっている。自分はとてもいい匂いにつられて小さな商店街に入った。その時に軽い違和感があったが、それでも時間は夜、夕飯時だ、私は一人暮らし帰る家はあるが、家族はいない 年齢的には家族が居ても不思議ではないが出会いがない。夕飯はこのいい匂いの店にしよう。数年前に隣町に引っ越してきたがこの町にはほとんどこの町には来たことなかった、公園に数回散歩来た程度だ。この小さな商店街の一角にその匂いのでどころがあった。ラーメン屋だ。迷わず入ってカウンターの席に座った、従業員は店の店主らしき人今年で60ほどだろうか、歳が高そうだ。席に案内してくれた人その人の奥さんだろうか、仲のいい夫婦に私からは見えた。

「お客さんご注文は?」店の店主らしき人から聞かれた。いやこの店入ったばかりでメニューすら見てない。いやそもそもこの店にメニューが存在するのかと思ってしまった。どこのラーメン屋にもあるメニューばかりでそれほど心惹かれる物は無かった。私は店主らしき人に「ラーメン大盛り」と一言いい注文をした。ふと周りが気になったが、この店にお客さんはいなかった。 夕飯の時間帯なのにいないのか、まあ小さな商店街の一角だ。人がいなくても納得できる。 

この時に気が付けばよかった。私はこのラーメン屋に入って見えてるものが違うことに。

ラーメンを食べ終わると会計が待ってた、値段は600円もしない。お手頃価格だ。この店は今後も来るかと思える味だった。美味かったと言えるものだから、

会計を済ませて、店を出るととても違和感があった、でも私は満足いく美味いラーメン食べてひと時の幸せでそこまで気が付かなった、仕事の疲れさえも忘れるような幸せだった。体も温まり、私は徒歩で公園に向かった。

一人になりたかった。そう今は紛れもなく一人だ。公園につき大きな木のしたのベンチに座った。

 そこで、強烈な違和感が私に襲い掛かった。何かが違うでも、わからない。何者かに操られてるようかの違和感、いやそれとも違う、デジャブ、でもない。何か体験したことのない違和感だ。周りを見渡しても誰もいない。こんな寒い夜に誰もいないのは当たり前か、私は帰ることにした。徒歩で20分でこの公園から帰れる。

風を引いたとかでもない。違和感はなんだったのか。

家につき風呂に入る、この当たり前のような行動をして私は寝た。時間は23時

いや、23時ってどういうことだ。時間が経つのが早すぎる。

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