「言葉は」を含む小説

フリーズ、時を止める言葉を紡ぐ 歌集

　花巻璃斗は血のつながらない義弟の真二郎と二人で暮らしている。両親は二年前に事故に遭って他界したため、大学を辞めて親の店である弁当屋を継いで、まだ小学生の真二郎を育てているが、そ…

言葉を話す奇特なナイフが、持ち主に語る過去の思い出。 語り尽くせば日がまた昇る。

あの大災害の日から、日本は大きく変わってしまった。 政治機能の麻痺、治安の悪化、地形の大幅な変動。そして…『怪異』の跋扈。 人の怨恨、羞恥、恐怖…強すぎる感情から生まれる『怪異…

【すれ違い、切ない両片想い、勧善懲悪BLストーリー】 エドガーには、前世の記憶があった。 運命の相手である恋人と愛し合うも、『真紅の髪の姫』に奪われ、最後には無惨な死を遂げてし…

ハイデル第二王子と婚約関係にあった、貴族令嬢のメリア。しかしある日、ハイデルは突然にメリアとの婚約を破棄したうえ、新しい婚約者として自身の幼馴染であるアリッサを迎え入れると宣言す…

ぶひひ教、それはどの宗教より長く続き、どの宗教より優れていた。 しかし．時代と共にぶひひ教今日は忘れられ、現代に至った。 ここにぶひひより言葉を授かった者が地上に降り立つ。 愛と…

高校三年の冬、三原陸は大学進学の手続きの為に里帰りすることになる。 神社の前で、赤い髪を持った昔馴染みの友、不知火天音と再会する。 とある事情で喋れない彼女の、昔では考えられない…

　伝統文化保護都市――通称『古都』は、この国の古い伝統や文化を保護することを目的とした特別指定保護区である。住民はみな、それら伝統文化の何かしらを受け継いで暮らしている。 　忍び…

　本作の主人公である｜瀧ケ崎時哉《たきがさきときや》は夏の猛暑の昼下がりに神隠しに遭ってしまう。どうしたものかと手をこまねいていたら、怪しげな神社にて｜狐朱《こあけ》と名乗る狐娘…

「ミュール・サンダール、今日をもって貴女との婚約は破棄する！」 王立学園の卒業パーティの最中、談笑の輪が咲く会場に響いたのは誰も予期しない言葉だった。 身に覚えのない罪状にも動…

大学の文芸部の部誌に掲載したものです。

前回の「赤」で選ばれた歌は、どれも独特な切り口や世界観がありましたね。ぼんやりと思ったままを口にしてもダメなんだなと反省しました。どうせなら誰かを唸らせる歌を詠みたいものです。 …

高校3年生、幼い頃から音楽が好きだった初音には音楽を通して出会った幼馴染がいた。長く時を共にし、気づけばその幼馴染に恋をし始めて7年の時が過ぎ去っている。そんな彼女はその片想いに…

　現在（２０２３年１２月時点）で高三の自分が考えていることを書いていくエッセイ的なもの。 　 　誰かを誹謗中傷するつもりはないですが、自分の本心を書いていくところなので、少しきつ…

井の中の蛙 大海を知らず されど空の深さを知る 狭い視界で、経験した事。 身を切る思いを、言葉に込めて。 Twitterでは、画像もお楽しみください。

　その男が目を覚ますと、そこには看板があった。そこには何か書かれていて、それを読み上げる。 「ここは迷宮城。君はこの場所から脱出するか、このままも迷い続けるか。選ぶのは君だ」 …

安藤実咲と楠伊織は同期でルームメイト。 料理が苦手な実咲は、伊織のごはん目当てに始めたルームシェアは、四年目の夏を迎えていた。 お互い仕事も忙しく、いつまでもこのルームシェアが続…

今まで恋人は疎か友達の一人も居ないボッチでコミュ障なキョウが新しい学校に入学早々、何故か銀髪の美少女に熱烈な言葉で求愛される。これで脱ボッチ、リア充の仲間入りと思いきやよく見てみ…