「短編 海」を含む小説

診断メーカーのお題で作りました。 『船を漕ぐ人』or「寝てる場合じゃないってば」 1話完結です。 約15分で読めます。 スピンオフつくりました！ 秒で読み終わるので良ければ…

海には人間のデータがあふれている。 今どき人間になるなんてたいした意味はない。 でも海と陸の行き来は重要だ。 両生類と人間が勝手に名付けたカエル達の繁殖率は海にいたサメ達にも知れ…

4日間の旅行で行った島には人魚がいた。 五月雨の中、地面に立つ彼女の正体には誰も気づいていないらしい。 彼女を忘れたくない、もっと近づきたい。だから私は絵を描いた。 最終日…

匿名短文胸キュン企画 南雲　皋 https://kakuyomu.jp/works/16818093077219799118 作者非公開の匿名状態で、1,000～1,500字の胸…

8ＸX年…平安時代、漁業の盛んな村の海底に…人魚の王国があった。 王国には王子が生まれた。 歌声とハープの音色で王国を守っていたので、 王子は海音　かいと　と名付けられた。 海…

ダイバーの俺は泡立ちのブルーホールと呼ばれる場所にこれから潜る。ダイバーが誰ひとりとして戻って来なかった場所だ。 そんな場所に潜る理由？ どんな景色が広がっているのか見たい。…

プライベートビーチで利用客を案内したり行商人を追い返すアルバイトに励む青年のお話です。

短歌着想です、季節外れはご愛嬌。

　インターハイ予選男子100m。星海颯と飛山葵は、全国への切符を手にした。 　颯は飛山から、走りに集中できていなかったことを咎められ頭を悩ませる。 　自分の走りの原点である飛山の…

　二十代のＯＬ、葵（アオイ）は週末の連休を心待ちにしていた。 　金曜日の夜、帰宅してリラックスしながら、彼女はＶＲＭＭＯの世界へログインする準備をする。 　そこで待っているのは、…

天才である天野陽太は、世界がつまらなく感じていた。 そんな彼が、光を見るきっかけのお話。

わたしの学校からは海が見える。 学校であった諸々を、忘れたい彼是を、わたしは水平線へ放り込んだ。 自主企画の締切を盛大に勘違いしていたため間に合わなかった短編です。供養させて…

　この物語は、デジタル世界と現実世界の境界線が曖昧になる現代社会を描いています。

南洋に突き出した灯台のてっぺんの小部屋で引き込もり生活を続ける少女、リュディヤ。 彼女は龍の飛来と船の航行が交わらないように警戒し、必要に応じて警告する「龍燈守」と呼ばれる役目を…

終わりを迎えたその先の、ちょっと不思議な物語

その日初めて、ひなは学校をさぼった。 息の詰まるような毎日の、たった一つの光だったものが崩れてしまったから。 私は、私がなりたい私は、一体どんな人間だったのだろう。 テーマは「…

入籍し、結婚式を挙げ、新婚旅行にも行った。その後に僕たちが向かったのは、朝の海だった。死生観を描いた物語。

　とある世界では、高度に発展した文明を持つ人間達が専用の武器を用いてモンスター狩りを楽しんでいた。かつて隆盛を極めたモンスターは徐々に数を減らし、今や極一部のエリアに僅かな数を残…

【書いてください】指定の文章で始まる小説 主催者：芳岡 海様 の、企画に寄せさせていただきました。 書き出しの指定は 「少し長く眠りすぎたようだった。」 春に目覚めた生き物…

いなくなってしまった彼を探す物語。