「短編ホラー 短編」を含む小説

すぐ読める

ダイバーの俺は泡立ちのブルーホールと呼ばれる場所にこれから潜る。ダイバーが誰ひとりとして戻って来なかった場所だ。 そんな場所に潜る理由？ どんな景色が広がっているのか見たい。…

古本屋で買った本に『しおり』が挟まっていた。その『奇妙なしおり』が……

1話完結、どこから読んでもだいじょうぶ。 手のひらサイズのすこしふしぎで、ほんのすこしだけこわいかもしれないおはなしたち。 あなたの心にハートフル（hurtful）なおはなした…

　永島尚美は、ある加工食品工場に派遣社員として七年間勤めていた。単調な日々の業務や薄給の長時間労働に嫌気がさしていた彼女だったが、五十代という年齢が嫌でもそこに居座らせていた。ま…

2015年に発売された、辻村深月のホラー短編集「きのうの影踏み」を読んで、色んなホラー小説を描いてみたいと思い、この作品を描くことに至った訳であります。まだまだ短編集と言えるほど…

昔あるところに、出てったきりの夫の帰りを待つ女がいた。女は待つうちに狂ってしまい、「湖の神の託宣」を聞いて、凍てつく湖で水垢離をするようになった。するとその三年後男が帰ってきて、…

　少年が、友達が行方不明になったと書いた手紙があります。一通ずつ推理して犯人を見つけましょう。 　一通につき考察文があります。少年の文章をよく読んで、犯人にたどりつくヒントを集め…

こんなこともあるかもね

私はついに浩太からプロポーズされて、幸せの絶頂にいた。その夜、LINEのアイコンを見ると元彼が山頂でポーズを撮っている写真に変わっていた。高校時代の元彼は束縛が強く、私は二度と関…

各地にあふれる飛び出し注意の看板。 あれがどうやってできているかお教えしましょうか？ たった一枚の看板を、地方都市にそっと立てておくだけですよ……。

コンカフェとは、コンセプトカフェの略称です。 コンカフェにもいろいろあり、めいど◯ーりんとかは、ライブがありオムライスにも絵を書いてくれて、1990年代のメイドを具現化した素晴ら…

デブ、おばさん、処女、三拍子揃った中年女性。今日も１人出楽しんでいたら目の前にイケメン男性ガ立っていた。 イケメン男性は次々とおばさんにイケメンを紹介してくれる。 おばさんは初め…

ホラー短編連作。私の話を聞いてくれるんですかい……男が語った不思議な話（小鳥箱）友人が行方不明になったんだ（御御蛇様）などちょっとゾクッとする短編集です。ちょっとずつ更新していく…

身近でちょこっと不思議なB級怪奇録！ 日々起こる怪異や友人知人から聞いた不思議な体験を 備忘録として記していきます。 ここに載せているのは、ホラー作家やプロの怪談師から 捨てられ…

自主企画「【三題噺 #64】「詐欺」「呼吸」「空腹」」と「お題『幽霊ラジオ』」の為に書きました。ある朝、登校すると友人が不気味な男から幽霊ラジオを買ったといって見せてくれた。その…

建設業を生業にしています。 職に関する物件の話や、同業者からの話、他取材したお話をまとめました。 HONKOWA本誌にて、『ある設計士の忌録』の原作提供やってます。 それ故に、こ…

プライベートビーチで利用客を案内したり行商人を追い返すアルバイトに励む青年のお話です。

昭和三十年代の四国は土佐の国。『薫的神社』の傍らで、太夫と呼ばれ、この世の物ではない『モノたち』を鎮める業を持つ、老女とその幼い弟子の物語。(一話完結の連作) 連載中の『はちきん…

※冒頭抜粋 　ワタシには霊感があるらしい。「あるらしい」と、忌避感のある言い回しで、明文化を避けるのには訳がある。鏡越しに自分の姿を手取り足取り、他人と共有するような手軽さに欠…