「むかし」を含む小説

親を失った少年紫音は、異世界に転移してしまい、アヤと名乗る少女に身を引き取られる。状況が理解できないまま、それでも生きていくため紫音は冒険者となる。 ・昔なろうに書いてやつを、…

ある日、食べすぎでおなかが痛くなった西の山神さまは、通りかかった兎神さまに薬を作ってもらうのですが……

昔むかし、で始まる「人魚姫」の物語。 もし、人魚が出会ったのが王子様ではなく、お姫様だったのなら―― そんな感じで語られる、ほのかに百合の香りが漂う短編になります。 （らぶら…

むかーしむかし、まだ箱根のお山から東に、天皇陛下にまつろわぬ者達が居った頃。獣と人とが、今よりずうっとずうっと近くあった時。 その中には、獣に育まれ、獣と意を通わせ、静かに自然を…

疲れ果てた 都会で独り 今まで何もいいことなかった なんにも…… 気付いたら私は電車に乗っていた 行先はもう決まっていた 30年ぶりか…… ※夏の怪談の一つとして書いたものです…

送り犬を知ってるかい？ 山道になると山犬がひたすら後をついてくるんだ それはとても暑い日。 涼を求める彼らにダンタリオンは怪談を持ちかける。 嫌がる秋葉たちを見かねたのかそれと…

川柳です。五七五のような17音です。Twitter再録。

幼い兄妹が森に捨てられ迷子？これは児童○待では？あなたはどう思いますか？二人の行く末は？この世の中に全知全能はいったいどこに？

むかしむかし、な。 はまべでかめがいじめられておってな。 それをたすけた、こころの優しい、おとこが。 ＊クロノヒョウさまの第46回「2000文字以内でお題に挑戦！企画参加作品で…

人間に憧れた人魚の、一つの物語。 どこかで起きているかもしれない物語。 もとは某所にて、1人用声劇台本として投稿したもの。加筆修正を行っています。 初版は、また別のところ…

1.臭わぬと　目を引く色で　書かれども　苦き味する　我は虫やむ 2.うすら白む　真夏の雲と　朝露や　一番蝉の　声響きたる 3.深夜4時　車に揺られ　ラジオ聞く　雑なお題に　くっく…

むかしむかしあるところに、タバコサウルスという一人のタバコ吸いがいました。

俺の初恋の相手は、小学６年の時にクラスに転校してきた同級生という、ありきたりなものだった。 時間をかけて、距離を縮めて、ようやく幸せを掴み取った―――そう思っていたのに。 …

むかしむかし、ある正直なきこりが森で木を切っていました。ある日、彼は不注意ながら大切な斧を川に落としてしまいました。きこりは深く嘆き悲しみましたが、そこへ突然、神様が現れました。

『赤ずきん』は猟銃を携え狼を駆逐する。 『ヘンゼルとグレーテル』の狂った双子は魔女狩りを生業に。 さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい。 童話の箱庭世界で行われる狂気の殺戮…

旅の絵師、オランダ人の画家、仙女、たぬき、子供、そして虎。 江戸の宿屋に集ったこの面々、とある妖力を持つ絵筆を巡り、一騒動。 不定期更新。〈小説家になろう〉様でも更新中。

恋人を奪われ、パーティーを追放された魔工技師カイン。 悪意にさらされ絶望の淵にいた彼にかけられた言葉。 「あの時助けていただいた〇〇です」 優しいカインは恩返しによって困難を乗り…

神の庇護を受ける村がありました。その村はのちに椿村と呼ばれるようになります。椿がたくさん植えられているから椿村というのだ、と言い伝えがありました。