「僕ら」を含む小説

超短編。僕と彼女は池にボートを浮かべてデートをしている。パンをちぎって水面にまくと、カメたちが集まってくる。僕らはボートの上で恋の駆け引きをしている。

【長編】【完結済み】【改稿版】 《僕らのすぐ隣にある日常系ファンタジー》気ままに勇者やってたら、仲の悪い市長が別のエリート勇者を招聘、露骨に当てつけてきた。――生まれも育ちも価値…

　我が校にはとてつもなく目立つ有名人がいる。チカ先輩だ。 　見つけようと意識しなくても彼女はみつかる。なぜなら、チカ先輩は全身、蛍光色でコーディネートをキメているからである。 …

小説家をしている隣人の化けぎつねさんと、元子役で、現在、区役所公務員をしている青年のもふもふと互いの隠し事を打ち明けるまでのお話。 　

無限の僕らが、無限の壁を超えて、ベアトリーチェに出会うまでのおはなし。

黒髪とリボンと紫煙を靡かせて、少女は屋上でタバコを吸っている。怒る気のない教師スイッチの切れている先生の弁当箱には、綺麗なものが詰まっていた。 ※未成年の喫煙シーンがありますが…

日課として書き始めた短編集でした

雪の日、僕らは町からの帰り道に事故は起きたんだ──。小説「夢幻鉄路( https://kakuyomu.jp/works/1177354054889814084 )」の前日譚。ま…

　僕らは魔法の深淵に至る道を歩む、 　魔導師と魔道士 　死が二人を分かつまで師弟と誓った、 　古の魔法を司る魔法使いだ。 ◇ 「魔法の全てを白日に」 　魔法統制会議によって…

来春に受験を控えたこの夏。部活を引退し本腰を入れて勉強しなくてはいけないのだが、僕は手をつけられなかった。やろう思っていても、それはいくら経っても願望のままで行動に移せずにいた。…

　クラスでも地味で目立たない男子生徒、主人公の小暮恵大は、同級生の満水真癒子のささいな言動が気になって、彼女の本心を考える日々を送っていた。[一年生　七月]　　　　　　　　　　　…

フリーターの“水無瀬 錦”は、特にやりたいこともなく、日常に埋没していた。 そんなある日、とある病院から錦宛に一本の電話が入る。 「“牧野 響子”という方をご存知でしょうか」 …

僕、逆月真昼（さかつきまひる）は、逆月真夜（まや）を愛している。 逆月真夜は、逆月真昼を愛している。 でもこれは許されざる恋で、持っていはいけない感情だったんだ。 逆月真昼は兄で…

"つまるところあの女は男から粗略に扱われることに慣れていて、慣れているのだからそのように扱ってもかまわないと、男に思わせるような女だった。" 　罵られても馬鹿にされても口答えひと…

――ラップにおけるフリースタイル・バトル。 ビート上に即興の歌詞を乗せてラップし合い、そのスキルを競う戦い。 今はフリースタイル・ダンジョンという番組が有名なので、詳しく説明する…

この痛みを【虚ろ】と呼ぶらしい。それを抱える僕らを【虚蝉】と呼ぶらしい。それは個性だ。願いだ。苦悩だ。本当の答えを問うたとしても、誰も教えてはくれないのだ。

人間に造られ、人間と共に生き、人間のように死んでいく——僕らを、人間たちは「人形」と呼んだ。 とある空の見えない研究所に、新しい人形が生まれた。その人形、ラスターは、「完璧な人…

今回の人狼はゾンビ入りの恐怖の屋敷！！！15人が迷い込んだ屋敷に人狼は2人。。。人狼を見つけるために、その人たちは、欲望、絶望、憤怒、悲哀、色々な感情、思いをぶつける。果たして、…