「薬？」を含む小説

回転鋸ちゃんです。よろしくです。登場しませんけれど。

「毒」がテーマの短編。 ありがたいことに、籍を置いている大学の学科冊子に掲載させていただきました。

現在シリーズで３まであります。 １　「骸骨海岸と二人の人造人間」→https://kakuyomu.jp/works/1177354054890616334 ３　「異端の錬金術…

現在、シリーズで3まで出ています。 ２　「禁断の薬と妖精姫」→https://kakuyomu.jp/works/1177354054893119516 ３　「異端の錬金術師」→…

２ＷＥＥＫ～と同じ世界の少し未来。 保健室の主・岩室と園芸部のカップルは一見平和な日々を送っていた。 だがカップルの片割れ、中沢の正体は国から派遣された暗殺者だった。薬で縛られて…

　季節外れの投稿ですが、昨今の新型コロナ事情を鑑み……。 　もう10年近く前（正確に覚えてない…）のことになりますが、なんとも〝ヴァンパイア〟と縁のある（※詳細は本文を）原因不…

「私はアリル。北川アリルと申します」 私はお辞儀します。華麗に華麗にお辞儀します。 治験のアルバイトに参加してしまうアリル。 飲まされた薬は、ヤバめの薬だった。 「嬢ちゃん…

リルケ・シュターナーという男は狂人だ。意味不明な言葉を口にし、会話もままらず、何よりも共に住んでいるカナリアという少女を空気扱いし、完全に無視している。 イタリア政府の管轄下にあ…

片山小太郎——。 のちに語り継がれることとなったこの男の英雄譚を、ここに記そうではないか。 北を見よ！　戦場を走り、血にぬれた同胞を抱きかかえる！ 東を見よ！　新薬の研究に貢献…

　目が覚めたら洞窟だった。自分の名前もどこに居たかも何をしていたかも思い出せない。あなたはドラゴンだと言われても記憶が無いから実感できない。洞窟暮らしは無理なので、文明的な生活を…

【2020年4月10日（金）電撃文庫より発売！】 こんな世界はぶっ壊してやる―― 妖狐の因子を持つ少女・熾天寺かがりは、村を襲う妖魔や心ない人間たちから迫害され、この世界の全て…

新型コロナウイルスが流行していたが治療薬ができ、次第に終息してくと思われていた。しかし急にある地域から再びコロナウイルスが猛威をふるいだす。

なにか新しいことを始めよう。 そう思い立って書いているエッセイです。 毒にも薬にもならない、そんなどうでもいいようなことを、ひっそりこっそり書いていければな、と思ってます。

飲めばいいんでしょ、飲めば、薬を。 世界に横たわる差別や貧困や戦争に、 胸が痛んだり、頭を痛めたりしてる暇があったら、 薬を飲めばいい、って言うんでしょ。 自分のできるこ…

その日、雲を掴んだ様な心持ちであると署長は述べた。 ルピシエ市警察はその会見でとうとう、"特殊指定薬物"の存在を認めたのだ。 特殊指定薬物、それは未知の科学が使われた不思議な…

　若い頃に視力を失った元冒険者のカイン。自ら開発した付与魔法を駆使し、辺境の村で慎ましやかに暮らしていた。 　しかしカインは気付いていなかった。付与魔法を扱える者は、この世にただ…

【スピンオフ第2弾「業火」完結】 ※本作は中編小説集です。見出しごと、独立した別個の物語になっています。 高度医療化社会として生まれ変わった未来の東京――否、《東都》。 理…

僕の名前は葉山和一（はやま　かずいち）。高校生だ。収入の多いバイトを探して見つけた先が治験。覚悟を決めて薬を試したけど特に何もなく、報酬のお金も多くて満面の笑みで帰って寝た。でも…

ここはラルス王国の辺境にある小さな魔法屋。そこに住む魔法師ノアは母が残した全ての魔法が記された魔法図鑑を使い自分だけの魔法を作りその効能をビンに収めた薬を売っていたのでしたがそこ…